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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
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TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
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右肩関節脱臼の男性が手術を終えて再来院

2018年12月01日|脱臼

9月30日、10月1日、10月5日に右肩関節脱臼で来院された男性が、ご紹介先の整形外科での鏡視下によるバンカート損傷修復オペと入院を終えて、11月30日に当院でのリハビリを希望されて再来院されました。

 

患者さんは下記の右肩関節脱臼整復後のレントゲン画像のように、肩甲骨の関節窩に剥離骨折を認めておりました。 ☞骨性バンカート損傷

 

 霜鳥研也様 30.10.1 右肩関節脱臼(整復後).png

 

10月中旬に入院され、翌日にオペをされました。約1か月の入院の後、2週間程は通院でリハビリをされておりました。しかし、就労に復帰されるとそちらの病院へは通院が困難なため、当院のリハビリを希望され、紹介先からの後療依頼の書類をお持ちになりました。下記写真のように来院時の鏡視下オペの傷痕はわずかで、低侵襲手術の凄さを感じました。

 

DSC08049.JPG

 

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まだ術後、約1ヶ月半なので可動域制限を残してはおりますが、12月からは長く休まれていた溶接のお仕事にも復帰され、ホッとされている事と思います。

 

リハビリは長期間を要すと思いますが、以前のように左右の差が無くなるまで右肩関節の可動域制限を改善していきましょう。お大事に。

 

 

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3年前に腱性マレットフィンガーで通院された女性の経過

2018年11月30日|マレットフィンガー

平成30年11月26日の午前中、3年前に腱性マレットフィンガーで川崎から通院頂いた40代の女性の方が、首と胸鎖関節の痛みで来院されました。 

 

患者さんは平成27年7月25日ズボンを脱ぐ時に右手の小指を引っ掛けてしまい負傷されました。

すぐに近所の接骨院へ通院され、プラスチックシーネで固定をされて41日間(5週間と6日)で固定を外されてしまいました。私のブログを読まれていた患者さんは夜間固定を希望されて、接骨院でアルフェンスの夜間固定を作成してもらいました。しかしながら、暫く夜間固定をされて通院治療されても経過が思わしくないため、平成27年10月15日に来院されました。


当院来院時の外観写真が下記になります。浮腫、発赤、屈曲痛が有りました。

 

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患者さんの健側の左手第5指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲85度、第二関節の最大屈曲102度でした。

 

一般的な平均値は第一関節は80度、第二関節は100度です。

 

10月15日患側の右手第5指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲50度、第二関節の最大屈曲96度でした。

 

 

伸展は患側が-15度、健側が+5度でやや反るタイプでした。

  

患側に関しては、夕方になると-15度から-20度以上に屈曲してしまう

 

状態でした。

 

 

川崎のご自宅からは当院まで約1時間ほどかかり、年末年始はお忙しいとのことで、12月24日に完全屈曲と完全伸展は不充分でしたが治療を中止しました。

この頃には夜間固定を一日置きにしたり、日中はテーピングをせずに過ごしていただいておりましたが、入浴時の屈伸運動をしっかりと継続していただければ、これからもかなり良くなる事をお伝えして治療を終えました。

 

それから暫くした、翌年の6月末に患者さんからお手紙とスマホで撮影した右手小指の写真を7枚も頂きました。

当院来院前、来院時と治療途中、来院最終日、翌年の約2ヵ月おきの経過をこまめに撮影されていて、徐々に第一関節が伸びていく様子が解りました。

 

そして3年ぶりに来院されて、右手第5指の具合をお聞きすると、全く痛みも違和感も無くなり、可動域もほぼ良くなられていました。下記が外観写真です。

 

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右手第5指の第一関節の伸展はほぼ0度です。屈曲もほぼ左右同じ可動域になっていました。

「こちらの接骨院に通って本当に良かったと思っています」と言われ、とても嬉しく思いました。 

 

 

現在、当院には年齢は10代~60代、21名の腱性マレットフィンガーの患者さんが通院中です。(骨性マレットフィンガーのオペ後の患者さんは1名通院中)

毎月4~5名の新患の患者さんが来院されております。腱性マレットフィンガーの患者さんは延べ220人以上来院されております。 

 

今朝も40代女性の右手第5指腱性マレットフィンガーの患者さんが来院されました。負傷は11月13日でラグに突き指してしまったそうです。

負傷当日に近所の開業整形外科を受診されて、レントゲン検査上は骨折は無く、総合病院の手の外科専門医を紹介されましたが、受診すると担当医からは腱性マレットフィンガー手術療法も保存療法も治りにくいと言われてしまったそうです。担当医から次回までに手術療法か保存療法のどちらを希望するか考えてくるように言われ、再診で行かれた際に、保存療法を希望されると元の開業整形外科へ戻されてしまいました。

 

これは良くある事です!

 

元の開業整形外科へ数日後に行き事情を話すと「手術をしないなら治らなくても良いということですね」とまで言われてしまったそうです。それでも数回通院され、11月28日に皮膚がかぶれてしまい、インターネットで検索をしていたらたまたま当院のホームページを見つけられ、電話を頂き来院されました。

 

開業整形外科ではPIP関節(第二関節)を含むアルフェンスシーネ固定を掌側にされ、総合病院の手の外科専門医では背側にされたそうですが、元の開業整形外科では、掌側にアルフェンスシーネ固定を戻されたそうです。その際、患者さんから指のPIP関節(第二関節)を曲げると痛むので、固定を短くしてくださいと言って、アルフェンスを切ってもらったそうです。

 

下記が来院時の固定状態と患者さんの患部です。

 

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アルフェンスを止める伸縮性テーピングがきつかったり、緩かったりして少しかぶれもしたそうですが、幸い浮腫みや褥瘡などは有りませんでした。

テーピングで患部を伸展位固定して超音波バス(オンパー)の温熱療法後、患者さんの右手第5指の第二関節部手前までに、ぴったりと合った熱可塑性プラスチックキャスト材でシーネ固定を作成しました。

 

2か所の病院の整形外科医師から完治はしないと宣告されてしまった患者さんですが、年齢的には40代前半の方で、右手第5指の第一関節(DIP関節)、第二関節(第二関節)の可動域が広く、第一関節(DIP関節)が反る(過伸展する)タイプですので、ほぼ完治しますよとお伝えしました。

 

この日、患者さんから12月22日の冬至の日に、娘さんがお母さんとゆず湯に入りたいと言っているとお聞きしました。その頃は負傷から約5~6週間になりますので、経過が良ければテーピングで固定をして入浴は可能になると思います。入浴後は指の第一関節(DIP関節)を曲げずにテーピングで交換し、本日作成したプラスチックシーネをテーピングで同じように固定していただきます。その頃になりましたら、またご教示致します。

 

 

腱性マレットフィンガーの治療で大切なことは?

 

患者さんの指の形に合ったフルオーダーの固定を作成。

 

適切な固定期間(6~8週間)夜間固定(4~12週間)

 

  +日中の固定テーピング(患者さんの職業や症状により施行)

 

初期からの物理療法と第一関節の伸展を維持した上での、第一関節の

 

  適度な屈曲のリハビリ。

 

長期を要す疾患としての、患者さんと医療者側の相互理解と思いやり。

 

 (全日の固定期間は6~8週間 夜間固定は4~12週間 治療期間は3~6か月以上)

 

職業(建設業、内装業、音楽家、S.Eなど)や趣味(ゴルフ、剣道、バレー、

 

  バスケ、柔道等)を医療側が理解した上で、患者さんも治療に協力する。

 

数週間過ぎた放置例や数か月過ぎた経過不良例でも、固定や物理療法等

 

  の治療によって、ある程度の機能回復が得られる疾患であるという理解。

 

  陳旧例であっても年齢によっては完治する方もいるという事実を知る。

 

不適切な圧迫固定による褥瘡形成極端に短い固定期間、第二関節

 

  (PIP関節)を含む、または第二関節の屈曲に妨げとなる固定を長期間

 

  (4週間以上)されることによって後遺症が残るという事実を知る。

 

 

腱性マレットフィンガーは誤った初期治療さえしなければ、50歳以下の方なら、90%以上治る(=可動域の改善)疾患です。40歳以下の方はほぼ完治が見込めます。

  

50歳~70歳の方でも 日常生活には支障のない機能的改善が見込めます。

 

  

固定をして何もせず、経過観察(問診)だけの治療に疑問を持たれたなら、そのまま放置せずに転療された方が宜しいと思います。ほぼ機能的には改善出来る腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の患者さんが、長期間の圧迫固定により、後遺症や機能的な障害を残してしまっており、とてもお気の毒です。

 

当院はJR大船駅から徒歩1分で、大船駅は湘南新宿ラインなどのアクセスも良いため、遠方からも来院される患者さんが多い接骨院です。

 

腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)や骨折後の手関節、手指の関節可動域制限、足関節周辺の捻挫や骨折後の可動域制限等でお悩みの方は、遠慮なく下記の電話番号かメールでご連絡ください。

 

被害者救済の立場から、

交通事故の頸椎捻挫(むち打ち症)や腰椎捻挫、打撲傷、関節捻挫(靭帯損傷)等の治療も医科と連携をとって適切に対応しております。遠慮なくご相談ください。

 

 

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左小児肘内障(肘の脱臼)の4才の男の子が月曜日の午前中に来院

2018年10月15日|小児肘内障

月曜の午前11時ごろに初診の患者さんで、4才の男の子をお母さんが連れて来られました。

 

東京にお住いの方で、ご実家に帰られていた際の負傷のようでした。

負傷の原因をお聞きすると、息子さんが朝トイレに行き戻ってきたところ、まだ眠かったのかカーペットの上でゴロゴロしていたら急に左手を痛がり使わなくなった様子でした。

誰も負傷したところを観ていなかったそうですが、転んで手を着いた様子はないとのことでした。

お母さんが息子さんに確認して「転んだりしていないね」と聞くと「うん」とうなずきました。

 

以前に一度だけ左肘を急に使わなくなったことがあったそうでしたが、暫くして自然に使うようになり治ってしまったとのことでした。

 

負傷後も泣いたりはせず、強い痛みを訴えてはいない様子でしたが、 お母さんの同意を得て念のため超音波観察装置(エコー)で患部を確認することにしました。

すると、健側の右肘の腕頭関節部に比べ、 患側の左肘の腕頭関節部には小児肘内障特有のJサインが観察出来ました。

整復後も同様に左肘の腕頭関節部を観察するとJサインの消失が確認出来ました。

 

整復後すぐにはためらって猫バスの動くおもちゃを使わなかったのですが、間もなく右利きにもかかわらず脱臼した左手でしっぽを引っ張って遊びだしました。 

 

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最後に、息子さんが左肘関節が右肘関節と同様に最大屈曲出来るようになったことをお母様に確認して頂きました。

 

「保育園へは明日から行っても大丈夫ですか」と聞かれたので、

「保育園には明日から通常通り行かれても大丈夫ですよ」と伝えました。

 

また「今夜の入浴についても左手首を急に引っ張らないように気を付けていただけば大丈夫です」と伝えました。

 

もう4才なので小児肘内障は起こりにくくなっており、5才になれば小児肘内障はほぼ生じなくなります。

小児肘内障後のすぐには再脱臼しやすいので、再脱臼をしないようにその他の諸注意事項をご説明し治療を終えました。

 

これから東京のご自宅へお帰りになるようで、接骨院を出るとお母様の右手に息子さんの左手を繋いで歩いて行かれたので、冷や冷やしながら見送りしました。

 

また小児肘内障(脱臼)にならないように気を付けて下さいね。お大事に。

 

 

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右肩関節脱臼の男性が10月5日深夜に再脱臼

2018年10月06日|脱臼

深夜の3時に接骨院の電話が鳴りました。当然夫婦共に熟睡していたのですが、電話の音で目が覚め、妻が電話に出ると先日の右肩関節脱臼の男性の奥様からでした。

すぐに私が代わると「深夜に本当にすみません。主人がまた肩を脱臼してしまって、とても痛がっているのですが、どうしたら良いでしょうか」とのこと。電話口からご主人のうめき声が聞こえてきました。

どうも就寝中、無意識に右へ寝返りを打った時に右肘がつっかえ棒になり、再脱臼してしまった様子でした。

患者さんはうつ伏せのまま、痛みで寝返りも立ち上がる事も出来ない様子でした。電話で奥様に色々と指示しながら何とか起き上がってもらい来院頂こうと試みましたが、可なりの痛みで無理なようだったので往診することにしました。大船駅の西口の方で、徒歩15分程度でしたので3時30分過ぎに身支度をして出かけました。大船駅前ではマクドナルドの新築工事をしておりました。

大船駅の改札周辺には数人の人が居りましたが、まだ電車は動いてはおりませんでした。改札を通り過ぎ、大船駅の西口へ降りて、右側の柏尾川沿いの道をとぼとぼと歩いて行きました。

4時少し前には到着し、マンションの手前まで奥様が出てきてくれていました。

 

大分以前に高齢のおばあさんの往診をしたことのあるマンションで、懐かしく思いながら2階のご自宅を案内されました。

ご主人は先程やっとの思いでうつ伏せから布団の上に座った状態になりお待ちでした。折角座って頂いたのですが、すぐに布団へ上向きに寝て頂きました。

 

下記がその際の整復前の外観写真です。

 

DSC07829.JPG 

 

前回同様、ゼロポジション法でゆっくり挙上しながら整復するとすぐに整復されました。下記が整復後の外観写真です。

 

DSC07830.JPG

 

10月1日月曜日にクリニックへ診察依頼したところ、X線検査上肩甲骨の関節窩に、脱臼時に生じたと思われる剥離骨折(バンカート損傷)を認めました。そのため、反復して脱臼してしまう状態になっている為、肩関節の専門医に紹介状を書きました。10月4日木曜に受診されて、10月16日入院、10月17日に手術が決定しておりました。

その翌朝の再脱臼でした。

 

手術の日まで再脱臼を繰り返されないように、接骨院で下記のような鎖骨骨折用のバンドを装着して頂きました。

 

DSC07832.JPG

 

入院が16日間、オペ後の外転挙上固定が6週間で、暫く自動車の溶接作業の仕事が困難となってしまいますが、しっかり治されれば再脱臼をしなくなりますので、リハビリを頑張って頂けたらと思います。

くれぐれもお大事になさって下さい。

 

 

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早朝に昨夜の右肩関節脱臼の男性が再脱臼し来院

2018年10月01日|脱臼

昨夜は台風の強風で中々寝付けず、眠りについたのは深夜2時頃だったと思います。

朝の5時に妻が目を覚ましたので、私もつられて目を覚ますと接骨院の電話が鳴りました。妻が電話に出ると 昨夜の急患で拝見した右肩関節脱臼の男性の奥様でした。

先程、ご主人が布団から起き上がろうとして右手を着いた際に右肩関節を再脱臼されてしまったようで、かなり痛がっている様子でした。

すぐに来院されるようにお伝えして、接骨院に降りて待っていました。 

お住まいが大船駅の観音様側(西口)の患者さんで、徒歩だと15分以上はかかると思いましたが、中々お見えにならないので、接骨院の前の道路に出て、大船駅の方を伺っていました。暫くして5時45分頃に右肩をかばいながらゆっくりとした足取りで、患者さんが到着されました。

 

整復前の写真を撮り、すぐにベットへ横になって頂きました。

勤務柔道整復師の杉本さんはあまりに早朝なので、流石に内線を鳴らして呼ぶことはやめ、一人で整復することにしました。

患者さんに許可をいただき、三脚を立ててデジタルカメラを固定して動画撮影をしました。

 

昨夜ほど脱臼されてから時間が経っていなかったこともあり、ゼロポジション法で3分少々で整復されました。

 

【整復前】 右肩関節前方脱臼時

 

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【整復後】

 

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整復後は再脱臼しないように、伸縮性テーピングも加えて提肘しました。

これでゆっくり休めますね。お大事に。

 

つづく、、、

 

 

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急患で右肩関節前方脱臼の男性が来院

2018年09月30日|脱臼

9月30日は午前中に公益社団法人神奈川県柔道整復師会学術大会があり、新横浜の会館へ行きました。

お昼を挟んで午後2時までの予定でしたが、台風の影響を考慮して休憩なしで、昼過ぎに終わりました。電車は動いていたので、新横浜駅で昼食を済ませてから帰宅しました。

妻と西友へ買い物に行き、帰宅してから一緒に夕食の支度をしていると、19時20分頃に接骨院の電話が鳴りました。

妻が電話に出ると、以前も通院歴のある男性からでした。旅行先で転倒して肩を痛めてしまい、腕が上がらないようで20時頃にはこちらへ着くとのことでした。

 

急いで食事を済ませて接骨院へ降りました。暫く待っていると、台風の影響で風が強くなってきました。

ニュースで20時にJR線は全線ストップすると聞いていたので、患者さんが来られるのか心配したのですが、20時を少し過ぎたところで到着されました。

負傷されたのは右肩でした。患者さんは幸い左利きだったので、初診申込み用紙に記入いただきながら負傷原因をお聞きしました。

患者さんは「骨折も脱臼もしていないと思います」と言われ、顔をしかめるような痛みを訴えてはおりませんでした。

 

ご友人と岩手県と宮城県へ旅行に行かれ、16時に岩手県で道を歩いていて、道路に土の露出しているところがあり、そこに足を滑らせて転倒してしまい、右肩を強打したとのことでした。

一通りお話をうかがったところで、着ているシャツを手伝いながら脱いでもらいました。

 

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左右の肩を比べると明らかに異なる肩関節の状態が観察出来ました。

肩を強打されたなら上腕骨近位端骨折の疑いがありますが、 痛みもそれほど強くはなく、右手掌には手を着いた跡が有りました。外観上からも右肩関節脱臼であると思われました。

患者さんに写真を見ていただいて「これは右肩関節の脱臼ですね」と伝えると、

「以前も右肩を脱臼したことがあります」と言われました。

パソコンで履歴を検索すると、平成19年の1月5日から当院での治療歴がありました。その際には元旦に脱臼され、戸塚の総合病院の救急外来を受診され、その後の治療で来院されたのでした。

患者さんに説明をしていると奥様も駆けつけてくださいました。

午後4時に受傷されて既に4時間を経過しており整復に時間を要すと思いまた症例として、動画撮影をしたかったので、勤務柔道整復師の杉本さんを呼んで、整復動作の動画を撮影してもらい整復を行いました。

外転挙上では整復されず、ゼロポジション法で整復をしたところ、少し時間を要しましたが、4分程で整復されました。

 

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整復後は右肩のくぼみが消失しています。

 

「休みの日に診て頂いて本当に良かったね」と奥様が言われて

患者さんからは「本当にお休みのところ有難うございました」と言われたので、

「こちらこそ肩の脱臼の貴重な症例を拝見できて良かったです」と言うと

「そうなんですか」と笑われました。

 

脱臼後は再脱臼しやすいため、寝返りや服の脱ぎ着などには充分に注意していただくようお伝えしました。奥様が来てくださったので、ご主人の旅行の荷物は奥様が持って、お帰りになりました。くれぐれも再脱臼されないように気をつけて下さい。お大事に。

 

 

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二日続けて右小児肘内障(右肘関節脱臼)の3才の男の子が来院

2018年09月15日|小児肘内障

9月14日の午前中の診療を終え、事務処理をしていると12時30分に接骨院の電話が鳴りました。

「〇〇ですが、子供が小児肘内障になったので診てもらえますか?」

「20分くらいかかると思いますが、よろしいですか?」

「大丈夫ですよ。車でしたら接骨院の前に停めて下さい」と伝えて待っていました。

患者さんの名前をパソコンで検索すると、以前も通院歴のある男の子でした。

履歴を見ると右の小児肘内障のみ4回の通院歴が有りました。

 

下記の写真は、昨年の12月22日の2才の時の来院時です。

 

DSC06762.JPG 

 

およそ15分程で到着され、もう一人の1才のお子さんが後部座席に乗っていました。

小雨が降っていたため、私が傘をかざしている間に下のお子さんをお母さんが抱っこして、患者さんであるお兄ちゃんは助手席に乗っていたので、シートベルトを私が外し、お母さんがチィルドシートから降ろしました。「歩けるでしょ」のお母さんの声に導かれ、大泣きのお兄ちゃんと待合室へぞろぞろと移動しました。

 

お母さんに負傷の原因をお聞きすると、1才と3才のお子さんを本郷台のアースプラザへ連れて行き、遊んでいたところ寝転がっていたお兄ちゃんの右手首を引っ張って起こそうとした時に、右肘関節脱臼(小児肘内障)になってしまったそうです。お母さんが息子さんの右手を引っ張った際には、脱臼した音(感触)が確かに伝わってきたそうです。

今年に入り3月30日にも来院されており、約半年ぶりの来院でしたが、だいぶ大きくなった感じで成長の早さに驚きました。

 

大泣きで、すぐに外に出たがり危なかったので、初診申込み用紙の記入は後にして、診察室に入っていただきすぐに小児肘内障の整復をしました。大きな泣き声で整復音は聞こえませんでしたが、指先にはしっかりと整復音を触知しました。

新入りのおもちゃの、てんどんまん、コキンちゃんであやしても泣きじゃくる状態で、早く帰りたいと泣き止まずにいたのですが、待合室の椅子に座っておもちゃを触っているうちにやっと泣き止みました。

 

「また、脱臼しないように気を付けて下さい」「特に脱臼した後は脱臼しやすいですから」とお母さんに伝えて、治療を終えました。

 

翌日の土曜日は、予約で早朝の7時30分から小学生の左第5中足骨不全骨折の男の子を治療し、8時からはお仕事前の陳旧性腱性マレットフィンガーの男性を治療しました。

最近の土曜日は9時から10時30分までがとても暇で、10時30分以降に患者さんが集中しております。

土曜日は早めに来院頂くと待ち時間が少ないので、時差通院にご協力いただければ幸いです。

 

さて、この日も10時30分を過ぎると急に混み始めて、11時30分にお約束していた右膝蓋骨不全骨折の患者さんには、大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

 

最後の患者さんがお帰りになり、片付けを終えたのは13時を少し回っていました。事務処理を受付の妻としていると、接骨院の電話が鳴りました。

昨日の男の子がつい先ほど同じ右肘を脱臼(小児肘内障)したとの連絡でした。

すぐに来院いただくように伝えて、間もなくお父さんがお兄ちゃんを抱っこして、お母さんが下のお子さんを抱っこして来られました。

お父さんが大泣きのお兄ちゃんを抱っこしたまま、すぐに診察室へ入ってもらい、負傷の原因をお聞きしました。

 

イトーヨーカドーでごろんと寝ていたお兄ちゃんを起こそうとして、お父さんが右手首を引っ張ってしまったようでした。

すぐに整復をして、泣いているお兄ちゃんに「もう入ったから大丈夫だよ」

と言っても泣き止まないのですが、、、

 

お父さん、お母さんに「4才になれば殆ど脱臼しなくなると思いますが、手首は引っ張らずに上腕部分を引っ張ってください」「上腕部を引っ張っても肩は抜けませんから」と以前もお伝えしたことを再確認していただき治療を終えました。

 

下のお子さんが生まれて、恐らくお兄ちゃんが焼きもちを焼いているようで、お父さん、お母さんの注意を引こうとしているのではないかと感じました。

一番子育てで苦労されている時期ではなのかと思いますが、お父さんとお母さんには、無理せずに協力されて子供さん達のために頑張っていただけたらと思います。

 

またいつでも急患対応致しますので、遠慮なくご連絡下さい。お大事に。

 

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50代の痛風の男性が左股関節痛で来院

2018年08月10日|病的疾患

8月9日木曜午後4時に可なり歩くのが辛そうな男性が受付に来られました。初診申込みに記入いただいた内容を拝見すると、原因は不明で人体図には右足と左股関節に〇が付けられていました。

問診でいつごろから痛みが有るのかをお聞きすると、2か月ほど前から右足に痛みがあり、それをかばっているうちに1~2週間前から左股関節部と左腰も痛みだしたご様子でした。

取り敢えず両足の靴下を脱いでいただき、足を並べて頂きました。下記がその時の外観写真です。

  

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明らかに右足の第2中足趾節関節周辺が腫れており、健側の左足に比べると赤味の強いのがわかります。

夜間痛について尋ねると、夜痛みで起きることは無かったようで、痛風の疑いがあることを伝えて、お酒はどのくらい飲まれるかをお聞きしました。

すると、毎晩ビールを350ml×5本に焼酎とウイスキーをを数杯飲まれるとのことでした。

「それでは痛風になってもおかしくはないですね」と伝えると

痛風とは何ですか?」と言われて

ご存知ないのに驚いたのですが、”風が吹いても痛むから痛風”と言われていて、ビール等に含まれているプリン体が原因の一つと言われている事を伝えました。少し調べてみました。

 

《痛風=高尿酸血症》

 

痛風に悪い食事といえばプリン体を多く含むもので、レバーやウニ、干物なども有りますが、アルコールの分解時にはATPといわれる体内のエネルギー源が消費され、これが尿酸の生成を促進してしまいます。また、同時につくられる乳酸のはたらきによって、尿酸が尿と一緒に体外に排出されにくくなります。夏場に痛風発作が多い一因としてはビールなどアルコールを摂取する機会が増えるからといわれています。

焼酎にはプリン体が無く、ウイスキーやブランデーでは少ないのですが、ビール酵母にはかなり含まれており、350ml×5本ではプリン体の摂取量は多くなると思われます。

しかし、アルコールはそれ自体の分解の際に尿酸を産生し、尿中の尿酸排泄を阻害する働きもあるため、血清尿酸値が上昇することが多くなるという事実があります。このため、プリン体を含まない焼酎やウイスキーなどの蒸留酒の飲酒でも血清尿酸値が上昇するそうです。

 

患者さんは3月の健康診断では問題が無かったそうですが、恐らく痛風と思われるため内科をご紹介し、医師の診察を受けていただきました。

 

1時間ほどで診察を終えて戻られたのですが、やはり痛風発作との診断でした。お借りしたレントゲン画像上も、痛風の症状である痛風結節が右足の第2中足趾節関節部に認められました。投薬で様子を見られることになりました。

当院では左股関節痛に対しての治療を致しました。

 

翌日も来院され昨日より跛行が軽減して、幾分笑顔も見られましたが、左股関節痛は楽になられたと言われたものの、右足の痛風はあまり変化はないとのことでした。

 

「昨日はお酒はどうされましたか?」と聞くと

「焼酎だけ飲みました」と言われました。

 

2ヵ月も痛風の痛みを我慢されていたので、無理もないとは思いましたが、少しお酒の量を控えられて、生活習慣の見直しをされてはと思います。

痛風にはバランスのよい食事と、肥満予防のための適度な運動が効果的とのことです。

 

私も5年ほど前に「尿管結石」を患いました。担当医から紅茶やホウレンソウに含まれているシュウ酸カルシウムの接種を避けるように言われ、紅茶はミルクティーにして、ほうれん草もグラタンのようにして乳製品と一緒に食べるように言われました。可なり耐え難い痛みだったことと、50%の再発率と知ったため、ストレスを溜めないようにして、水分をこまめに摂り、紅茶はストレートをやめて、ほうれん草を食べないようにしております。その甲斐もあって5年以上再発はしておりません。

 

痛風は、早期の適切な薬物治療と食生活の改善で治すことができる疾患とのことです。痛風になってしまった方は、痛みを我慢せずに早めに内科、リウマチ科(内分泌代謝科)、整形外科を受診されてください。くれぐれもお大事になさって下さい。

 

 

大船駅東口より徒歩1分

急患応需

交通事故治療対応

鎌倉市大船1-23-31サトウビル1階

☎ 0467-45-6700

大船接骨院 

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埼玉県から来院された腱性マレットフィンガーの男子中学生が完治

2018年07月20日|マレットフィンガー

4月17日に中学校の部活でバスケットボールのプレー中に、パスを受けて右手第4指腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)を負傷した、中学2年の男子学生が7月19日に完治し治療を終えました。

地元の総合病院を受傷当日に受診され、レントゲン検査上骨折は無く、右手第4指伸筋腱断裂(腱性マレットフィンガーの診断を受けられ、アルフェンスで固定処置をされました。

 

下記が4月20日来院時の外観です。

 

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アルフェンス固定の上側の部分に伸縮性テーピングは巻いていたのですが、上から巻かれていたテーピングや伸縮性包帯によって、中節骨の背側が強く圧迫されておりました。ご覧のように窪んでしまっており、内出血も見られます。可なり痛みがあり数日我慢されていたそうです。

 

これでは可愛そうなので、プラスチックシーネで第一関節(DIP関節)のみの固定に変更しました。

 

早期にバスケの部活へ完全復帰されたいようでしたが、右利きならば苦手な左手のドリブルやシュートを練習する良い機会と考えるように促して、相手と接触するような3対3やゲーム形式の練習以外はほぼ許可しました。

因みに私も中学時代(13才~30才くらいまでバスケをしておりました)に足関節の捻挫で何度も部活を見学した経験が有り、休みたくない気持ちは痛いほど理解できました。

 

治療期間中のバスケでの再受傷に気をつけながら、経過も良かったので6月中旬には日常生活の固定を除去し、伸縮性テーピングで固定をしながら、全てのバスケの練習を許可しました。

利き手の第4指だったのでシュートの感覚が戻るのに少し時間を要しましたが、徐々に可動域制限が改善され、シュートの感覚も戻っていきました。

 

幸い、成長期の中学生で経過も良く下記のように完治しました。

 

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 患者さんの健側の左手第4指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

 第一関節は最大屈曲90度、第二関節の最大屈曲105度でした。

 

一般的な平均値は第一関節は80度、第二関節は100度です。

 

7月19日患側の右手第4指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲90度、第二関節の最大屈曲105度でした。

 

アルフェンスが当たっていたため屈曲痛を残していましたが、伸展も上記写真のように左右共0度で、屈伸制限もなく完治しました。

 

負傷から治癒まで4日間(約3ヶ月)かかりましたが、

 

当院への通院期間は91日間でわずか11日の通院でした。

 

 

最後に私が『バスケ頑張ってな』と言うと、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。これからも出来るだけ怪我をしないように、バスケの部活に励んでほしいと思います。

 

 

現在、当院には年齢は37才~70才、20名(21指)の腱性マレットフィンガーの患者さんが通院中です。(骨性マレットフィンガーのオペ後の患者さんは4名通院中)プロのカメラマン、電気工事技術者、内装業、システムエンジニア、保育士など多業種の患者さんと趣味でギターを弾く方が数人通院中です。

 

現在通院中の患者さんで

一番遠い方は栃木県宇都宮市の方です。

山梨県

静岡県田方郡

埼玉県さいたま市

東京都港区・豊島区・中野区・府中市・八王子市

県内は鎌倉市

横浜市(戸塚区、西区、瀬谷区、都筑区、磯子区、神奈川区)

藤沢市・平塚市

相模原市

と広範囲の地域から来院頂いております。 

 

6月は9人の腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の患者さんが治癒しました。

 

腱性マレットフィンガーは誤った初期治療さえしなければ、50歳以下の方なら、90%以上治る(=可動域の改善)疾患です。40歳以下の方はほぼ完治が見込めます。

  

50歳~70歳の方でも 日常生活には支障のない機能的改善が見込めます。

 

  

固定をして何もせず、経過観察(問診)だけの治療に疑問を持たれたなら、そのまま放置せずに転療された方が宜しいと思います。ほぼ機能的には改善出来る腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の患者さんが、長期間の圧迫固定により、後遺症や機能的な障害を残してしまっており、とてもお気の毒です。

 

当院はJR大船駅から徒歩1分で、大船駅は湘南新宿ラインなどのアクセスも良いため、遠方から来院される患者さんが多い接骨院です。

 

腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)や骨折後の手関節、手指の関節可動域制限、足関節周辺の捻挫や骨折後の可動域制限等でお悩みの方は、遠慮なく下記の電話番号かメールにご連絡ください。

 

被害者救済の立場から、

交通事故の頸椎捻挫(むち打ち症)や腰椎捻挫、打撲傷、関節捻挫(靭帯損傷)等の治療も医科と連携をとって適切に対応しております。遠慮なくご相談ください。

 

 

大船駅東口より徒歩1分

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☎ 0467-45-6700

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右手第3指腱性マレットフィンガーのヴァイオリン奏者の女性が完治

2018年06月21日|マレットフィンガー

昨日、川崎から通院頂いた、右手第3指腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)のプロのオーケストラ・ヴァイオリニストの50代女性が完治され治療を終えました。 

 

負傷年月日は平成30年1月28日で、ご自宅のソファーにソファーカバーを押し込んだ際に突き指をして負傷されました。翌日、開業整形外科でアルフェンスシーネとテーピングで固定され、週に一回の通院をされました。

 

3月13日(負傷から45日目・6週間と3日)に固定を除去され、第一関節に25mmのテーピング処置で様子を見ると、第一関節だけではなく第二関節の屈曲制限も生じていたため、当院のホームページを観られて来院されました。

 

当院来院時、3月19日(負傷から51日目・7週間と2日)の外観写真です。

 

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患者さんの健側の左手第3指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲70度、第二関節の最大屈曲105度でした。

 

一般的な平均値は第一関節は80度、第二関節は100度です。

 

 

患側の右手第3指の第一関節と第二関節の可動域を計測しますと

 

第一関節は最大屈曲60度、第二関節の最大屈曲77度でした。

 

また第一関節の伸展は-15度、最大屈曲後は-30度でした。

 

 

オーケストラのコンサートスケジュールが6月からは月の9割を超えており、取り敢えずのところ1ヶ月程度は休業が出来るようだったので、ヴァイオリンの演奏は経過を診ながら徐々に始められるようにと治療計画を立てました。

 

患部が弦を押さえる方ではなくて幸いでしたが、右手の第3指は弓を支える際にはそれなりに力を入れて、曲げた状態になります。

 

☞ちなみに私は幼少期(幼稚園の2年間と小学校1~3年生)、父に無理やり5年間ヴァイオリンを習わされておりました。父に弓で叩かれたことは今でもトラウマですがヴァイオリンの音色は大好きです。私の音楽好きは、幼少期の音楽に触れる機会が多かった環境からだと思っております。

 

それはさて置き、プロのヴァイオリニストの方の指の治療には、いつも以上に神経を使いました。 年齢的には概ね完治すると考えておりましたが、コンサートのスケジュールが押し迫った状態で治療をしていく事は、正直大変で長期になると考えておりました。患者さんもかなり大変だったと思います。

それでも3月中旬から4月一杯の約1ヶ月半は、週3日の通院で治療に専念して頂き、経過も良かったため5月から徐々に練習を再開されました。5月は週に一回の通院でしたが、11回のコンサートに復帰され、リハーサルの5時間と本番の2時間の演奏が可能となりました。

6月は月の30日のうち28日もコンサートかリハーサルがあるとお聞きしていました。そのため、6月一杯か7月も治療を予定していたのですが、2~3日ほど24時間テーピング固定をせずに過ごされても、ヴァイオリンの演奏に全く支障がなくなったそうなので治療を終えることになりました。

 

6月20日の関節可動域、右手第3指の第一関節の伸展は左右ほぼ0度

 

右手第3指の第一関節は最大屈曲70度、第二関節の最大屈曲105度

 

左手第3指と同じ関節可動域に改善されました。下記が6月20日の写真です。

 

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負傷から治癒まで144日間(約5ヶ月と3週間)かかりましたが、

 

当院への通院期間は94日間で22日の通院でした。

 

まだ、多少の浮腫みはありますが、徐々に軽減していくことをお伝えしました。

 

最後に『こんなに真っ直ぐに治るなんて、こちらに通って本当に良かったです』と何度も言って頂き、私も大変嬉しく思いました。

 

これからもヴァイオリンの演奏で聴衆に感動を与えて頂けたらと思います。

 

 

現在、当院には年齢は13才~70才、27名(28指)の腱性マレットフィンガーの患者さんが通院中です。(骨性マレットフィンガーのオペ後の患者さんは3名通院中)プロのカメラマン、電気工事技術者、システムエンジニア、保育士、洋服販売など多業種の患者さんが通院中です。

毎月4~5人以上の新患のマレットフィンガーの患者さんが来院されます。

 

一番遠い方は栃木県宇都宮市の方です。

山梨県

静岡県田方郡

埼玉県さいたま市・上尾市・川越市

千葉県木更津市・習志野市・市川市

東京都港区・豊島区・大田区・渋谷区・中野区・府中市・八王子市

県内は鎌倉市・横浜市戸塚区・逗子市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市

相模原市

横須賀市(5月29治癒)

足柄下群湯河原町(6月20治癒)

と広範囲の地域から来院頂いております。 

 

 

腱性マレットフィンガーは50歳以下の方なら、90%以上治る(=可動域の改善)疾患です。40歳以下の方はほぼ完治が見込めます。

  

50歳~70歳の方でも 日常生活に支障のない機能的改善が見込めます。

 

 

※ご注意いただきたいのは、腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)で医療機関を受診された際の初診から再診までの通院間隔です。開業整形外科なら1~2週間程度の通院間隔で再診を促される傾向ですが、総合病院の整形外科や大学病院の手の外科等ですと、初診から再診までが4週間後から8週間後になる場合が多くあり、その間固定を一切外さないように指示されてしまいます。それは大変危険です。

 

☞関節拘縮という状態になってしまいます。

 

また、固定された装具やアルフェンス(アルミの板にスポンジがついているシーネ)、プラスチックシーネ等が少しでも合っていなかったり、固定の圧迫が強かったりしますと指先への血行不良が生じてしまいます。

また、固定が長過ぎて患部の第一関節だけではなく、第二関節の屈曲が妨げられますと負傷していない第二関節の屈曲制限が生じてしまい、大変危険です。その上、隣接する指の関節までも可動域制限が生じてしまいます。

受傷時にはほとんど痛みが無かったのに、固定をしたらズキズキ痛んだり、痛みで目が覚めてしまったりする場合は非常事態です。

 

☞これも関節拘縮(関節の可動域制限)を生じる原因です。

 

アルフェンスや装具などの固定で長期間放置されてしまうと、取り返しのつかない後遺障害(可動域制限)が残ってしまったり、治療期間が長期に渡ってしまいます。治療が1年以上かかった方も多数おります。 

 

 

整形外科医師の腱性マレットフィンガーに対する見解は以下の二つのが多い傾向です。(患者さんが医師より言われた内容をまとめました)

 

①第一関節を長期間固定すると、屈曲制限が生じるため、あまり長く固定をしな

  い方が良い。多少第一関節が完全に伸ばせなくても生活に支障はない。

 

②第一関節を長期間固定しないと第一関節が真っ直ぐに伸びないので、6~8

  週間の固定で伸びない場合には、10週から12週の固定が必要。第一関節

  の多少の曲がり難さが残っても生活に支障はない。


関節拘縮(可動域制限)は生じて当たり前であって仕方がないものと捉えて
  いる医師が多いと思われます。
 
 
しかしながら、患者さんはマレットフィンガー負傷前の元通りの状態か、それに近い状態になりたいと願うのは当たり前の心理です。
 
 
固定をして何もせず、経過観察(問診)だけの治療に疑問を持たれたら、そのまま放置せずに転療された方が宜しいと思います。ほぼ機能的には改善出来る腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)の患者さんが、長期間の圧迫固定により、後遺症や機能障害を残してしまっておりとても気の毒です。

 

ところで、NHK「ニュースウオッチ9」のアナウンサー桑子真帆さんが、右手の中指に太めのアルフェンスを第2関節も含めて指先までテーピングで固定しているのがとても気になります。

通院中のマレットフィンガーの患者さんから教えて頂いたのですが、テレビで観ると確かに固定をしています。恐らく腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)ではないかと思われます。31歳でお若いですが、とてもお忙しいようなので、固定期間を誤ることなく夜間固定をしっかりされて、可動域制限が残らないようにと願っております。

 

 

当院はJR大船駅から徒歩1分で、大船駅は湘南新宿ラインなどのアクセスも良いため、遠方から来院される方が大変多い接骨院です。

腱性マレットフィンガーでお悩みの方は、遠慮なく下記の電話番号かメールにご連絡ください。

 

 

大船駅東口より徒歩1分

急患応需

交通事故治療対応

鎌倉市大船1-23-31サトウビル1階

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