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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

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マレットフィンガーで来院される患者さんへのお願い

2018年04月10日|マレットフィンガー

現在、腱性マレットフィンガーの患者さんが25名以上通院されております。

骨性マレットフィンガーの患者さんも3名通院されております。

通院回数は週に1~3日ぐらいですが、千葉県、東京都、埼玉県、山梨県、相模原市等の遠方から通院頂いている患者さんが多く、土曜日に来院されている方が多い傾向です。また、土曜日は午前8:00~11:30の診療時間の為、平日の午前中に比べますと患者さんが多く、比較的待ち時間は長くなっております。お待たせして申し訳ないのですが、余裕を持って早めに来院下さいますよう、ご協力のほどお願い致します。最近は、午前中よりも午後の方が空いております。

平日は診療時間内に予約なく来院頂いても結構ですが、電話で来院される日時を受付に伝えて頂ければ幸いです。マレットフィンガー土曜日に来院される場合は、事前にお電話くださいますようお願い致します。混み合わない時間帯をご指定致します。予約優先であまりお待たせしないように拝見致します。

 

当院は診療時間内は必ず受付が電話対応しております。

 

午前8時30分~12時15分 午後2時30分~7時30分

 

上記の時間内にお電話頂ければ幸いです。

 

尚、受付は一人ですので、お話が長時間になりますと通院患者さんの受付対応に支障が出てしまうことも有りますので、平日であれば取り敢えず来院頂ければと思います。院長が手の空いている時には、直接電話でお話を伺うことも有ります。

 

また、ご自身がマレットフィンガーを負傷された①原因②負傷年月日③現在までの治療経過(いつからどのような固定をして、何週間で固定を外されたか等)をメモ書きしてお持ち下さいますでしょうか。他の整形外科や接骨院(整骨院)でされていた固定具が有りましたら必ずお持ちください。お持ちでない場合には結構ですが、固定を外された後に第一関節(DIP関節)が受傷された時のように曲ってしまった方は、取り敢えず圧迫しない程度に第一関節(DIP関節)のみをテーピング等で固定して来院下さい。

 

※数日間固定するだけでも、第一関節(DIP関節)はある程度伸び、伸展の維持

  が可能になります。

 

問診をスムーズにして、今後の治療計画等を立て易くするため、恐れ入りますが経過のメモは必ずお持ちくださいますよう、宜しくお願い致します。

 

 

「どんな治療をされるのですか? 」と患者さんに電話でご質問を受けます。

 

下記が当院の治療内容になります。

 

《初診時の治療内容と治療時間等について》

 

①問診(今後の治療内容と治療方針を詳しくご説明いたします)

 

まず、マレットフィンガーを受傷された左・右の指の外観写真をデジカメで撮り、健側(負傷されていない指)の第一関節(DIP関節)と第二関節(PIP関節)の屈曲角度を計測しカルテに記載します。 

 

指の第一関節(DIP関節)の平均的な最大屈曲角度は80度です。

 

また、第二関節(PIP関節)の平均的な最大屈曲角度は100度です。

 

尚、この角度には個人差が有り、第一関節(DIP関節)の最大屈曲が30度、第二関節(PIP関節)の最大屈曲が125度の方もおりますし、第一関節(DIP関節)の最大屈曲が95度で第二関節(PIP関節)の最大屈曲が105度の方もおります。

 

マレットフィンガーは第一関節(DIP関節)の最大伸展時におよそ0度であったものが、最大伸展時に屈曲40~80度程になってしまい、自力では0度に出来ない状態です。しかし、この症状を改善するための治療(固定)によって、最大屈曲が不充分になってしまったり、治療の甲斐も無く最大伸展が屈曲30度で終わってしまう患者さんがおります。

他医より転療される患者さんの中には、不適切な固定により、第一関節(DIP関節)だけでなく、負傷していない第二関節(PIP関節)の関節拘縮を生じてしまい、後遺症を残してしまう気の毒な患者さんもお見受けします。

 

当院では、患者さんの指の関節可動域の特徴を把握した上で治療方針を立て、関節可動域制限を最小限にする固定方法、固定期間の設定、治療期間などについて詳しくご説明しております。

 

また、当院で作成した治療内容に関する資料を必ずお渡ししております。治療内容や治療方針をよりご理解頂けるように、ご自宅でも読み返して頂けます。

 

②物理療法(初期から超音波バスによる温熱療法を行います)

 

当院では腱性マレットフィンガーの患者さんの治療には、受傷後の初期から超音波バス(オンパー)を物理療法として施行しております。

 

DSC05252.JPG

 

上記写真のように受傷から6週間までは、患部を水に強い伸縮性テーピングで第一関節(DIP関節)がやや反る(過伸展)ように固定した状態で、超音波バス(オンパー)の底に手のひら全体を着けて10分間超音波治療を行います。

 

☞組織の修復を促し、固定による浮腫みを改善します。

 

尚、6~8週間を過ぎて伸筋腱が癒合して伸展力がつきましたら、伸縮性テーピングをせずに可動域訓練(リハビリ)を行っていきます。

 

③固定処置(患者さんの指に合ったプラスチックシーネ固定を作成します)

 

以上で、初回は約30分の治療時間が掛かります。 

再診からの2回目以降は、15~20分程度になります。

 

現在、相模原市から通院中の43歳女性の保育士の女性が5週間と3日で第一関節(DIP関節)の伸展維持が可能になりました。

 

DSC07189.JPG

 

相模原市で受診された整形外科では「治らない!」と言われてしまったそうですが、患者さんのように第一関節(DIP関節)が反るタイプの方は、予後が良い傾向ですし、年齢的にもほぼ完治します。

 

腱性マレットフィンガーで大切なことは

 

① 6~8週間の固定期間中の固定具が第二関節の屈曲を妨げないこと

② 合わない固定装具などで伸筋腱断裂部を圧迫し、血行を妨げないこと

  ☞腱性マレットフィンガーは痛みがほとんどありません。

③ 可動域制限(拘縮症状)を防ぐため物理療法を早期から行うこと

 6~8週間の固定後に約8時間の夜間固定を長期間すること

⑤ 日中も伸縮性テーピングを使用して、第一関節の再屈曲を防止すること

 

などです。

 

腱性マレットフィンガーは年齢や指の柔軟性等の影響を受けますが、

50才未満の方なら、およそ80~100%の機能的改善が見込める疾患です。

50才以上の方でも、日常生活に困らない程度の機能的改善が見込めます。

現在通院中の左・右第4指腱性マレットフィンガーの70歳男性も経過良好です。

お気軽にお電話ください。

 

 

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早朝に小児肘内障の3才の男の子が来院

2018年04月03日|小児肘内障

今朝の7時過ぎに接骨院の電話が鳴り、妻が電話に出ると急患の電話でした。お母様の話では、3才の息子さんが肘を脱臼(小児肘内障)した様子で、20~30分で来られるとのことでした。私が食事中で支度をするのに少し時間が掛かるのを考慮して、妻が7時45分に来院頂くように伝えてくれました。

7時40分に接骨院へ降りると、間もなく祖母様とお母様、ベビーカーに乗った男の子が来院されました。

 

受傷の原因は、昨夜7時ごろにお母様の義弟さんが息子さんの両手を持ってブランコのように遊んであげていたら、急に左手を使わなくなってしまったとのことでした。今回が初めての左肘を脱臼(小児肘内障)のため、お母様はとても心配そうでした。

息子さんは、右手は自由に使いますが左手は全く使おうとはしません。

 

DSC07164.JPG

 

受傷原因がはっきりしており、上腕骨部、前腕骨部の限局性の圧痛、腫れ等を観察しましたが全く所見が無いため、小児肘内障と判断して、整復をしました。

整復をすると指先に伝わる整復音と、僅かな耳に聞こえる整復音があり、お母様にも「聞こえました」と言われました。3才の息子さんは整復直後に少し泣きましたが、すぐに泣き止みました。

しかしながら、整復されたのに左手を使おうとしません。

昨夜の7時から12時間以上が経過している為、息子さんもおっかなびっくりで使おうとしないだけなので、その内に使い始めますから心配は要りませんよと説明し、入浴時や着替えの際に手首でなく上腕をつかむようにして、再受傷しないように諸注意事項をお伝えしました。

すると間もなく、しっぽを引っ張ると振動しながら前進する猫バスのぬいぐるみで遊ばせていると、いつの間にか左手でしっぽをつかみ引っ張っていました。

 

DSC07165.JPG

 

お母様には「これから保育園に行かせても大丈夫ですし、保育園には左肘を脱臼(小児肘内障)た事を伝えて頂ければ、気を付けて下さるでしょうから」とお伝えしました。

くれぐれもお大事になさってください。

 

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右手第3指腱性マレットフィンガーの40代女性の経過②

2018年02月19日|マレットフィンガー

昨年の11月23日バレーボールのブロックの際に右手第3指腱性マレットフィンガーを負傷された40代前半の女性が、翌日の11月24日より通院されております。

負傷後ご自宅の部屋でスマートフォンを使って、負傷された指を撮影されました。下記がその写真です。

 

 DSC06648.JPG

 

約80度の屈曲変形を呈しております。

 

1日置きに週2~3日通院頂き、負傷から3週間と5日(26日間)が経過し、伸展の維持が可能になりました。下記の写真が負傷から26日目になります。 

 

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その後の経過も良好で、お正月を挟んだため1月9日(約7週間目)より固定を外しての入浴を許可しました。16時間はテーピング固定、8時間の夜間はシーネ固定を継続していただきました。

 

毎日の通勤時の原付バイクの負担や2月11日には日帰りでスキーにも行かれたのですが、順調に回復されており、今日で89日目(約3か月)ですが、下記の写真のように可動域の改善がみられております。 

 

DSC06983.JPG

 

DSC06985.JPG

 

本日の計測結果ですが、

右手第3指第1関節(DIP関節)伸展ほぼ0度、屈曲67度(健側左手80度) 

右手第3指第2関節(PIP関節)屈曲105度(健側左手105度)

一般的な平均最大屈曲角度は指によって異なりますが、第1関節(DIP関節)は80度、第2関節(PIP関節)は100度です。

 

組織的に肥厚が有るため、指が太くはなっておりますが、これから数か月でまた元のように指の太さも改善していきます。あと13度で第1関節が左のように80度になり、左右差が無くなります。

患者さんには「3月中(負傷から4ヶ月以内)には治療が終了ですね」とお伝えしました。今週末には一泊でスキーに行かれるとのことですが、スキーの時は念のためにシーネ固定をして頂ければと思います。

いつも明るく元気で、前向きな患者さんなので、治りも早いのではと思っています。4月からはバレーボールに完全復帰できそうですが、くれぐれも再受傷されないようにお大事になさって下さい。

 

 

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早朝に小児肘内障の2才の男の子が来院

2018年02月13日|小児肘内障

今朝の8時過ぎに接骨院の電話が鳴り、電話に出ると急患の電話でした。寝起きに2才の息子さんが肘を脱臼(小児肘内障)した様子で、お母さんから名前をお聞きすると,以前も数回来院されたことのある方でした。すぐに来られるとのことでしたが、少し遠い住所の方だったので、8時に予約の腱性マレットフィンガーとアキレス腱断裂の患者さんを治療してお待ちしました。暫くして8時45分頃に2才の息子さんを抱っこしてお母さんが来院されました。

受傷の原因は、息子さんが寝起きにカーペットの上で毛布を掛けた状態で寝返りを打っていたら、急に泣き出して左手を使わなくなってしまったとのことでした。前回の8月20日、前々回の5月4日も寝返りで左肘を脱臼(小児肘内障)しており、特に転倒や左手首を引っ張った様子は有りませんでした。

すでに息子さんは泣き止んでおりましたが、整復をすると指先に伝わる整復音があり、急に大きな声で泣き出しました。

それもつかの間、数秒で泣き止み振動する猫バスやプーさんのぬいぐるみなどで遊び始めました。すると、いつの間にか整復された左手も使って遊んでおりました。

 

お母さんに初診申込み用紙にご記入いただきながらお話を聞きくと、今回で左右の肘の脱臼(小児肘内障)は10回目ぐらいになるとのことでした。前回の8月20日の後にも1度肘の脱臼(小児肘内障)で電話を頂いており、私が勉強会で外出中の為、診て差し上げられませんでした。息子さんは4月末で3才になるということで、体格が以前より大きくなっておりますから、徐々に脱臼をしなくなりますから、あと少しの間気をつけて頂ければと思います。

 

最後に「これから保育園に行かせても大丈夫ですか」とお母さんから聞かれました。

「保育園の保育士さんに左肘を脱臼(小児肘内障)した事を伝えて頂き、左手首を引っ張らないように気を付けて頂ければ、保育園に行かれても大丈夫ですよ」とお伝えしました。

くれぐれもお大事になさってください。

 

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新年明けましておめでとうございます。

2018年01月06日|骨折

新年明けましておめでとうございます。

 

11月は例年より寒くなるのが早かったこともあり、午前中の患者さんが少ない傾向でした。しかしながら、12月に入ると年の瀬で患者さんも忙しくなり、例年ですとかなり減るのですが、交通事故(頸椎捻挫、腰椎捻挫、腰椎横突起骨折、膝部挫傷等)の患者さん(5名)・労災労働災害・通勤災害)の患者さん(13名)・橈骨遠位端骨折(4名)・アキレス腱断裂(3名)・重度の足関節捻挫(3名)・足趾骨折・中足骨骨折(3名)や手指の骨折(3名)・膝関節内、外側副靭帯損傷(2名)・指関節の側副靭帯損傷(2名)・肘関節の内側側副靭帯損傷(2名)・指の伸筋腱断裂=腱性マレットフィンガー(22名)・骨性マレットフィンガー(2名)の患者さん等、年末は多くの方に来院いただきました。

 

年末年始は12月31日に右膝の炎症症状の強い患者さんを急患で拝見し、1月3日は右足のリスフラン関節捻挫(靭帯損傷)の小学生の急患患者さんが来院されました。

 

毎年1月4日は午前より診療を開始するのですが、今年は午前中を休診として予約診療としました。予約で3ヶ月を経過した50代のアキレス腱断裂の患者さんや新患の腱性マレットフィンガーの患者さんなど、5名の患者さんを拝見しました。

また、通常ですと木曜日は午後4時から診療開始なのですが、休み明けなので午後3時からの診療開始としました。正月休み明けなので、あまり混まないと思っていたのですが、受付開始の午後2時30分から数人の新患患者さんや年末の新患の方が待合室でお待ちでした。そのため午後の診療開始を早めました。

午後だけで新患患者さんが7人来院されたこともあり、受付は午後7時までなのですが、、片付けを終えたのは午後9時を過ぎていました。ここ数年、新年の初日にここまで患者さんが来院されたことはなかったと思います。お待たせしてしまった患者さんには、大変申し訳なく思っております。

 

さて、今年は例年よりも厳しい寒さで雪も積もりましたが、幸い鎌倉市内は積雪量が少なく雪で転倒され負傷された方は少なかったようです。

今年の冬はまた積雪が有るかもしれませんので、雪の日に通勤や通学をされる方は転倒しないように気を付けて頂ければと思います。また、万が一にも転倒されて負傷された場合には、無理をせず、我慢をせず、様子を見ずに早めに来院下さい。

 

急性の怪我(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)は早期の固定処置と治療により治療経過が良くなり、治療期間をかなり短縮できます。

 

骨折:ずれている骨を整復して、患部に適切な固定処置を施します。固定期間中も物理療法、手技療法を施行して、関節が固まらないように経過を観察しながら早めに機能訓練(リハビリ)を行います。

 

脱臼関節部の逸脱した骨を元の位置に戻す整復をして、骨折と同様に適切な固定処置を施します。整復動作は痛みの少ない、無痛整復で行います。

 

打撲:打撲をしたことにより筋断裂や筋膜損傷等が生じており、打撲部を触って腫れや陥凹が有ればアイシングや湿布だけでは処置が不充分です!傷が有れば水道水で充分な洗浄処置を行います。消毒をしてはいけません。止血してから浸潤療法(閉鎖療法)を行いましょう。患部への適度な圧迫が軟部組織の修復を促します。

 

捻挫:靭帯の断裂、部分断裂、関節包の損傷、筋・筋膜損傷が合併していることが殆どです。レントゲン検査で骨に異常なしと言われて、湿布のみ処方されたという患者さんがとても多い疾患です。靭帯の損傷は組織レベルで完全に元通りにはならないことがわかっております。軽症であっても、初期の固定処置は必須です。痛みが軽度であっても、治療をしないと関節の不安定性が残存しまうことが有ります。捻挫は軽傷と侮ってはいけません。

 

挫傷:一般的に肉離れと言われる疾患ですが、肉離れ=筋断裂です。筋線維の損傷の割合により、軽症から重症まで様々な症状を呈しますが、打撲とは異なる発生機序(自家筋力の急激な収縮)により、筋肉を断裂(損傷)します。

代表的なのは下腿後面の下腿三頭筋や大腿後面のハムストリングスの肉離れで、野球やサッカー、陸上の短距離走などで発生します。

 

また、このようは急性外傷骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷を放置または湿布のみで様子を見てしまうと、慢性的な症状へ移行してしまいます。

慢性的な症状になる前に、早期に固定処置や治療を行い、短期間で治癒できるよう、そのお手伝いが出来ればと思っております。

 

急性の怪我(外傷)骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷】でお困りの際は、

時間外でも拝見いたしますので、お電話のうえ来院下さい。

 

今年も、患者さんへのインフォームドコンセント(説明と納得)を大切にして、

患者さんのために貢献できますよう日々精進してまいります。

本年も宜しくお願い申し上げます。

 

 

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小児肘内障(肘の脱臼)の2才の男の子が午後の診療時間中に来院

2017年12月22日|小児肘内障

金曜日の午後の診療時間中に、2才の男の子が小児肘内障(肘の脱臼)で来院されました。負傷の原因はお母さんの左手と息子さんの右手を繋いでいて、散歩からの帰宅後、自宅のポストへお母さんが右手を伸ばしとところ、左手で息子さんの右手を引っ張ってしまったそうです。来院時はもう泣き止んでいましたが、全く手を使わない状態でした。下記が来院時の状態です。

 

DSC06763.JPG

 

今年の3月と7月にも小児肘内障(肘の脱臼)で来院されており、いずれも右肘の小児肘内障(肘の脱臼)でした。待合室の本棚にある、くまのプーさんの絵本でお母さんが息子さんをあやしながら治療室に入ってこられたので、私がくまのプーさんの指人形を使ってあやしたところ拒絶されてしまいました。アンパンマンのゴムボールやトトロの猫バスもことごとく拒絶されてしまったため、仕方なく脱臼の整復動作に入りました。前腕の回外では整復されず、肘関節屈曲後の前腕回外で整復音と共に整復されました。

整復後が下記になります。

 

DSC06764.JPG

 

泣かれてしまい、右手を使いません。

少し経ったら 下記のように右肘を曲げて使うようになりました。

 

DSC06765.JPG

 

3度目の正直ではなく、2度ある事は3度あるになってしまいましたが、小児肘内障(肘の脱臼)は3才から4才頃になりますと脱臼しにくくなり、小学生前の5~6才頃には脱臼しなくなりますので、気を付けてお過ごしください。お大事に。

 

 

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右手第3指腱性マレットフィンガーの40代女性の経過①

2017年12月21日|マレットフィンガー

 11月23日にバレーボールのブロックの際に負傷された右手第3指腱性マレットフィンガーの40代女性が、翌日の11月24日より通院されております。

負傷後ご自宅の部屋でスマートフォンを使って、負傷された指を撮影されたということで、見せて頂きました。下記がその写真です。

 

DSC06648.JPG

 

約80度の屈曲変形を呈しております。

 

1日置きに週3日通院頂き、負傷から3週間と5日(26日間)が経過し、伸展の維持が可能になりました。下記の写真が負傷から26日目になります。 

 

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経過は良好ですが、まだ固定は24時間します。今、固定を外せば、また第一関節は屈曲してしまいます。6週間でシーネ固定を除去し、16時間はテーピング固定に変更出来そうです。夜間固定は8時間のシーネ固定を継続しますが、6週からは毎日シーネ固定を外して入浴が可能になります。

 

少しずつリハビリをしながら、固定をする強度や時間を徐々に減らしていく事がとても大切です。年齢的にも40代の前半ですから、ほぼ完治します。

 

腱性マレットフィンガーは整形外科では初診時に完治は難しいと言われてしまう患者さんが殆どです。

 

それは

 

患者さんの指に合っていないプラスチックシーネ、装具、アルミシーネ固定

第二関節が曲げられない固定範囲・不適切な固定期間

  ☞ 約6~8週間の全日の固定期間が必要

夜間固定が全く無し

④ 空き過ぎる通院間隔(初診の次は4~8週間後に再診)

 

  に問題が有り完治が難しくなってしまうのです。

 

先週も、今週もお二人ずつ4名の患者さんが来院されました。

 

昨日千葉県から来院された40代女性の患者さんは、16日(土)にドッヂボールで小指の腱性マレットフィンガーを負傷され、救急病院でアルミシーネの応急処置後、18日(月)に近所の開業整形外科を受診されました。上下で挟むタイプのプラスチックシーネをされましたが、あまりの痛みで救急病院のアルミシーネにご自分で巻き換えて来院されました。しかも、開業整形外科では次回の再診は8週間後と言われたそうです。

この患者さんように痛みの無かった腱性マレットフィンガーが、固定をしたら痛み出すのはとても問題が有りますので、指先に血流障害が生じる前に固定は外されて、テーピング等で痛みのない状態に、第一関節のみを固定してそっとしておきましょう。

 

さて先程の患者さんのように、当院に初めから来院される腱性マレットフィンガーの患者さんは少なく、遠方にお住まいで他医より転医される方が殆どです。幸いJR大船駅経由の通勤途中の早朝に週3日通院出来るので、9人制のママさんバレーボールへの完全復帰を目指しております。

実は負傷後すぐに大会があり、セッターのポジションでメンバーの人数も9人ぴったりのため、固定をしたまま出場されました。幸い!?試合には負けられて、続く次の大会には出場できなかったのでほっとしました。

もうすぐクリスマスにお正月ですが、年末年始にはご自分でテーピングを外して、毎日お風呂で腱性マレットフィンガーのリハビリが出来ます。来年のバレーボール復帰を目指して頑張りましょう!

 

 

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日曜日に左第5中足骨骨折の中学生が来院

2017年11月19日|骨折

今日は家庭婦人バレーボール大会の救護ボランティアがありました。長年、公益社団法人神奈川県柔道整復師会の公益事業として、家庭婦人バレーボール大会の救護ボランティアが行われております。今回、東京のあきる野市から若手柔道整復師のS君が見学を希望し同行することになりました。車で当院まで来てくれ、当院の中を少し案内して出発しようとした時に接骨院の電話が鳴りました。

「○○ですけど娘が左足を痛めて、甲が腫れているのですが診て頂けますか?」

「すみませんが、これから家庭婦人バレーボール大会の救護ボランティアに行くので、午後3時から4時には帰りますから、申し訳ありませんがアイシングを繰り返し行って待っていて頂けますか。向こうを出るときにお電話をしますから」

「はい解りました。お休みのところすみません」

とお話して電話を切りました。

 

家庭婦人バレーボール大会の会場は藤沢小学校体育館で、会場の救護場所は体育館の舞台の上でした。

 

テーピングなどの準備をしていると、さっそく昨夜左の頸筋を寝違えたというセッターの方がお見えになりました。可動域制限は軽度でしたが、セッターというポジションには支障が有る状態でした。

頸椎の調整をしたあとに伸縮性テーピングを施しました。その後の試合中のプレーを観た感じでは支障がなくなったようで嬉しく思いました。

 

他には膝の悪い方が多く来られました。サポーター固定をされてはいるのですが、それでは不安とのことで、テーピングを希望されて、伸縮性テーピングと非伸縮性テーピングを組み合わせて固定を施しました。

 

ある程度の予防テーピングの方達を終え一段落したところで、当院に通院されている患者さんが、アンダーレシーブに失敗して左手の4.5指のMP関節を床に強打され、アイシングをしながら来られました。

拝見すると主に左手第5指のMP関節部周囲のの腫脹、内出血、限局性圧痛を認めました。

応急的に固定処置を施して、他に急患の患者さんが来ることを伝えて、大会終了後接骨院に来て頂くことにしました。

 

昼過ぎまでに7人の方が救護に来られましたが、それ以降は救護に来られる方はなく、ママさん達の試合の模様を観戦しました。

患者さんが多く所属しているチームの応援には熱が入りましたが、残念ながら2敗で2次リーグ進出はなりませんでした。次回は頑張って頂きたいと思います。

 

3時20分過ぎには大会が終わり、朝に電話を頂いた患者さんへ連絡をして、接骨院で待ち合わせをしました。妻に連絡をして接骨院を開けてもらいました。

到着するとすでに患者さんが待合室でお待ちでした。初診申込み用紙には記入を終えていたので、すぐに治療室に入って頂きました。

 

負傷の原因は昨夜9時頃、自宅の部屋で娘さんがお母さんにダンスを見せていたところ、ジャンプ後の着地で左足の第5趾の指先から内側に捻った様子でした。電話を頂いた時には恐らくリスフラン関節捻挫(損傷)かと思っていたのですが、そうではなく左第5中足骨骨折でした。

 

下記の写真が来院時の外観です。

 

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中足骨の遠位部に内出血と限局性圧痛、軸圧痛を認めました。超音波観察装置で明らかな遠位骨片の転位を認めたため、整復後固定を施しました。

翌日、医接連携を取らせて頂いているクリニックに診察を依頼し、レントゲン検査の結果で整復位良好でした。松葉杖による免荷歩行となってしまいましたが、幸い学校の教室は1階とのことでホッとしました。

部活で剣道をされているうえダンス教室にも通われているので、暫くはお休みになってしまいますが、出来る限り早く治して復帰できるように頑張りましょう!


中学生の治療を終えて見送ると、先程のママさんバレーの患者さんから電話があり、間もなく到着されました。 

 

接骨院来院時が下記写真です。

 

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超音波観察装置で観察したところ、左手第5基節骨に剥離骨片を認めました。

 

翌日、医接連携を取らせていただいているクリニックでのレントゲン検査と当院での超音波観察装置の結果から、左手第5基節骨剥離骨折の診断でした。

 

患者さんは一次予選を突破されて、12月3日に二次予選があり、人数の関係から受傷からわずか2週間で試合に出たいという意向でした。

骨折の割りには自覚症状は軽度なので、経過次第ではレシーバーであれば患部にプラスチックシーネをテーピングで止めて固定をして、出場が可能であるかもしれないと伝えました。

 

週に5日、5チームの練習に参加されている方なので、練習が出来ないのもストレスかもしれません。しっかり治して思いきりバレーボールをプレーできるように早く治しましょう!

 

 

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飲酒運転の車に追突された交通事故の被害者の患者さんが通院中

2017年11月15日|交通事故

10月末から飲酒運転の車に追突された患者さんが通院されております。

事故の状況は車で直線道路を走行中、飲酒運転の車が中央車線を越えてきて、正面衝突しそうになり、とっさに左へハンドルを切り避けた際に、車の右側に追突され左へ横転してしまったそうです。

その場で飲酒運転の車の男性は警察に逮捕され、患者さんは救急車で搬送されてしまったため、加害者とは何も話が出来なかったうえ、ほとんど相手を見ていないとのことでした。

患者さんは頸椎捻挫(むち打ち)と腰椎横突起骨折の負傷で、救急搬送された病院に入院され、退院後当院に通院されております。

 

このケースの場合、加害者の違法な飲酒運転により、任意保険での扱いはどうなるのか心配しておりましたが、ようやく2週間を過ぎてから加害者の加入している保険会社から連絡が入り、被害者の患者さんへの支払いを保険会社が一括するとのことでした。

患者さんへの連絡も有ったようですが、今、社会問題としても大きく取り上げられている飲酒運転の被害による事故で、死亡事故に至っていたかもしれない状況なので、患者さんの怒りは収まりません。

 

現状ではお仕事への復帰も困難なので、一定期間の安静、固定、治療の後、徐々に就労への復帰を考えております。

出来るだけ早期に就労復帰し完治できるよう、優先して治療いたしますので、くれぐれもお大事になさって下さい。

 

※患者様の個人情報保護に配慮して、年齢、性別等を記載しておりません。

 

 

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30代男性の腱性マレットフィンガーの患者さんの経過

2017年11月11日|マレットフィンガー

10月24日から30代の男性が右手第5指の腱性マレットフィンガーで通院されております。

受傷日は10月7日で手袋をはめるときに小指が引っ掛かってしまったとのことで、翌日に開業整形外科を受診されました。装具の上から伸縮性テーピングで固定をされ、2週間後の10月22日に再診を受けられ、担当医からマレットフィンガーは装具を強くしめないと駄目なんだと言われたそうです。


下記が当院来院時の外観です。

  

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第2関節まで固定されており、第2関節が曲げられません!

この固定を6~8週間するのはとても危険です!

 

 第1関節が屈曲しないように伸縮性テーピングを取ってみました。

  

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装具のマジックベルトを取ってみました。

 

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さすがに驚きましたが、私以上に患者さんも驚かれていました。可なりくい込んでいましたが、幸い第1関節の柔軟性が有る(可なり反る)患者さんで、こんなにくい込んでいたのに痛みは軽かったそうです。超音波バスの治療後はくい込んだ組織が大分戻っていたのでホッとしました。

 

本日、受傷から5週間と1日になりご自身での第1関節の伸展の維持が可能になりました。

 

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ご自身で指を上肢台から浮かしていただいても第1関節は伸びています。

 

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ここで伸筋腱が癒合したと思って、固定を全日除去してしまいますと、第一関節はまた屈曲してきます。

患者さんには来週の6週間目から自宅での入浴を許可して、徐々に屈伸運動をして頂きます。ですから、まだ全日のシーネ固定を継続しております。

 

尚、夜間固定は数ヶ月間必要で、日中も伸縮性テーピングで経過を観ます。

 

幸い患者さんは経過良好ですし、年齢的にもほぼ完治されると思います。東京から通院頂き申し訳ありませんが、もう暫く固定を辛抱して頂ければと思います。お大事に。

 

 

腱性マレットフィンガーに対する誤った固定や治療で、負傷されていない第2関節の機能まで、障害や可動域制限を来たしてしまう患者さんが後を絶ちません!

 

指は繊細な組織構造をしております。

解剖学に詳しい医師でさえも誤った固定をしてしまうのが現実です。

多忙な医師の日常外来では、痛みの少ない腱性マレットフィンガーは治療対象として重きを置く疾患ではありません。

 

整形外科の手の外科専門医を受診されますと骨性マレットフィンガーは手術も有りますので、治療対象疾患として重きを置いて診察・治療をしていただけます。しかし、腱性マレットフィンガーは治療成績が悪いことを告げられ、固定装具等での経過観察のみです。

また、大きな総合病院を受診しますと再診まで4週間~8週間と間隔が空き、次回の再診までの期間が長くなります。そのため、関節の拘縮による機能障害が起こりやすい傾向です。

これは一次医療機関である総合病院の役割やトリアージという重傷疾患に重きを置く医療行為の優先順位に関係しているとも言えます。

 

開業整形外科でも、装具等の「固定を絶対取らずに、2週間後に来院して下さい」と言われる方がほとんどです。

残念ながら開業整形外科でも腱性マレットフィンガーはあまり重きを置いて診られてはいない疾患と言わざるを得ません。(一部の医師を除きます)

 

 

40歳以下の腱性マレットフィンガーは概ね完治する疾患です。

 

40才~60才ぐらいの方でも適切な固定と固定期間及び早期からの物理療法を行なえば、8割以上の機能的改善が可能です。

 

 腱性マレットフィンガーの患者さんでお困りの方は、受傷からの経過をメモ書きにしてお持ち頂ければ幸いです。特に予約は要りませんが、来院される日時を電話かメールでご連絡頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

 

 ※ 尚、上記の方のように固定状態の不良による圧迫から、痛みが出ていたり、かゆみ等が有る場合や固定を取ったら、元のように第1関節が曲がってしまったという方は、一度お電話ください。来院されるまでの対処法をお伝えいたします。

 

 

腱性マレットフィンガー(伸筋腱断裂)で変形を残さない為に!

 

①適切な固定具(サイズ、材料)

②適切な固定期間(6~8週間)および夜間固定

③初期からの物理療法と手技療法

 

が患者さんのために施行されることを願います。

 

 

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