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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

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足関節の捻挫について

2012年02月10日|足関節捻挫

現在、足関節の捻挫の患者さんが大変多く来院されている。足関節の捻挫は、腰痛首の痛みについで多い疾患である。

 

足関節の捻挫と言っても、靱帯の微細な断裂、部分断裂、完全断裂まで症状は様々であり、一般的によく言われる捻挫が「くせになる」というのは、靱帯の部分断裂や完全断裂のケースで一定期間の固定やリハビリをせずに過ごした場合や捻挫を繰り返しているうちに靱帯が完全断裂に至ってしまった場合に、少しの段差でも繰り返し足関節を捻ってしまう不安定な状態を表している。 

このような症状を足関節不安定症または動揺性足関節症という。

 

先日も、高校生の陸上競技部の男子が整形外科を受診されてレントゲン上は異常が無く「靱帯が切れている」との説明を受け、簡易なサポーターのみを処方され、痛みも強かったので顧問の先生の勧めで来院された。

 

受傷後1週間を過ぎているのにかなり足を引きずっており前距腓靱帯に圧痛強く、前方引き出し症状も陽性で足関節の底・背屈にもかなりの運動制限あった。距骨の前方亜脱臼が残存していると判断し、整復後、シーネ固定を施すと、荷重歩行の疼痛も無くなり足を引きずることもなく帰られた。

 

たかが捻挫と思われがちですが、放置しておくと正座の時に痛みが伴うようになってしまったり、段差でもない所で、頻繁に捻るようになってしまったり、適切治療を受けないと日常生活に支障を来たすようになってしまいます。

 

捻挫は足首に限らず一定期間の固定物理療法手技療法運動療法必要不可欠です。あせらずじっくり治された方が後遺症に悩まされることも少なくなります。

足関節の諸症状でお悩みの方は、遠慮なくお電話下さい。

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骨性マレットフィンガーの患者さんが来院され完治

2012年02月05日|マレットフィンガー

先日、私のブログを見て問い合わせてこられたお母様がおりました。高校生の娘さんが体育のバスケットボールで突き指をして、2週間ほど様子を見ていたら、薬指の第一関節が曲がって伸びなくなってしまったとのこと。慌てて病院に行きX線検査を受けたところ骨性マレットフィンガーの診断を受け、別の病院での手術を勧められたとのとでした。

しかも、全身麻酔で2泊3日の入院が必要であると言われたそうで、骨性マレットフィンガーにしてはちょっと大袈裟な話であると思い、取り敢えず来院して頂くことにしました。幸い病院から貸し出されたレントゲン写真をお持ちとのことだったので持参頂きました。

 

25.2.19 751.JPG

 

拝見すると、上記のように末節骨の転位した骨片は骨癒合してきており、DIP関節は伸展制限はあるものの屈曲は可能でありました。運動痛も軽度で、このまま保存療法を希望されたため当院で治療することになりました。

  

25.2.19 759.JPG

 

上記が受傷から35日目のレントゲン画像で骨癒合が可なり得られた状態なのが

解ります。当院に来院後27日間のシーネ固定を致しましたが、超音波バスでの

機能訓練等を施行し、受傷から76日(当院に来院されて60日)第一関節

(DIP関節)の可動域制限もなく経過良好に治癒されました。

 

 

腱性マレットフィンガーは約6~8週、骨性マレットフィンガーは約4~6週間の全日の固定期間が必要です。また、腱性マレットフィンガーでは長期に渡り夜間固定が必要で、骨性マレットフィンガーでも一定期間の夜間固定が必要です。

 

 

☞成長期のお子さんであれば、骨癒合の状態により骨性マレットフィンガーでは

  固定期間は短くて済みます。

 

 

 大船駅東口徒歩1分

急患応需

大船接骨院

☎0467-45-6700

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交通事故の患者さんと労災の患者さん

2012年02月03日|捻挫

昨年の夏から年末にかけて交通事故の患者さんが多く来院されていたが、今年に入ってからは、労災の患者さんが多く来院されている。

 

労災には、仕事中の怪我による労働災害

 

               通勤途中の怪我による通勤災害がある。

 

現在、通院中の患者さんは仕事帰りに歩行中転倒されて膝部打撲された方。

大船駅の連絡通路を急いで走っていて足がもつれて転倒され指関節捻挫頸部捻挫をされた方。

朝仕事に出掛ける際、自転車で転倒されて左手関節捻挫をされた方。

⇒何れも通勤災害になります。

 

また、仕事中に階段で右足関節捻挫をされた方。

1月末で治癒されたが、仕事中に腰部捻挫をされた方。

⇒何れも、労働災害になります。

 

上記のようなお怪我は接骨院で労災扱いの治療が可能です。

お怪我をされたことが、自分の不注意であっても、労災は決して恥ずかしいことでは有りません。国は事業主に対し、一人でも従業員を雇用した場合には労災保険に入ることを義務づけています。

 

病院で労災保険で治療をしていて、時間の都合などを理由に接骨院に転院することも可能です。また、交通事故の場合も病院からの転院が可能です。

何かご不明なことが有れば電話でお尋ねください。

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肩関節脱臼の急患の患者さん

2011年12月19日|捻挫

12月18日(日)午前11時半、車で実家に向かっていると、携帯が鳴り母から「肩の脱臼の急患よ」と連絡が入った。

 

車をUターンさせて、15分程で接骨院に戻ると、まだ、患者さんは到着していなかったので、パソコンで患者さんの傷病履歴を検索した。すると、今年の2月1日に左肩関節脱臼で来院した60代の女性であった。5分程待つとその女性は車で御主人と到着し、かなり辛そうに左腕をかかえ、痛みが強い様子であった。

 

脱臼した原因をお聞きしたところ、襖を左手で開けようとして左肩を脱臼したとのこと。前回はヨガをしていてだった。研修生と二人で座位にて深呼吸に合わせて整復を試みると2回目の深呼吸整復音と共にすんなりと整復された。

 

固定処置し、色々と話をお聞きすると、30代に初めて左肩を脱臼し、その頃に3回以上左肩を脱臼して、暫くは脱臼しなかったが、今年の2月1日に脱臼して、1年以内の今日脱臼したとのこと。今回はかなり痛みも強く、もう二度と脱臼はしたくないと仰るので、整形外科での手術療法についての説明をした。

 

治療が終わり、接骨院を出ようとすると接骨院の電話が鳴った。また急患の電話で、ミニバスで小学5年生の男の子が小指を突き指したとのこと。かなり痛みが有り腫れている様子。私は午後1時に外せない約束が有ったので、小学生の治療は研修生にお願いして、接骨院を後にした。

 

今日12月19日午後、急患のお二人が来院された。痛みも軽減されていて、とても喜んでおられた。

 


先週の日曜も私が法事に出掛けているところに急患の連絡があったが、法事が終わるまでの2、3時間は痛みでお待ちになれなかったご様子で救急病院にかれたと、後から連絡があった。すみませんでした。

 

急患は、私が出掛けていても接骨院に戻れる場合、旅行中は無理ですが、休日やお時間に関係なく拝見致しております。

急なお怪我は、致し方のないこと。遠慮なくお電話下さい。

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小児肘内障の患者さん

2011年12月09日|小児肘内障

小児肘内障その(1)

11月30日夕食を終えた8時45分ごろ、接骨院の電話が鳴り「2歳の男の子手が抜けた様なので、診て欲しい」とのこと。出先からで、1時間後にとの約束をして、9時45分に目のくりっとした可愛らし男の子がご両親と来院。

 

原因はおばあちゃんと遊んでいて手首を引っ張られてしまった様子。受傷時かなり泣いていたようでしたが、もう泣き止んでいて、整復も簡単に済み、泣かずにニコニコと使えるようになった左手でバイバイが出来て、ご両親も安心された様子でした。

 

初めての肘の脱臼ですと、お子さんが手をダランとして急に使わなくなってしまうので親御さんはとても心配されます。しかし、きちんと整復されればその場で治ってしまいます。

尚、小児肘内障は成人の肘の脱臼とは異なります。橈骨頭の周りにある輪状靱帯の亜脱臼と言われています。

  

小児肘内障その(2)

12月8日夕食を食べ終わりすぐに接骨院の電話が鳴り「先日、足の指の骨折お世話になったOOですが、5歳の娘が手が抜けた様で使わなくなったのですが、明日診てもらえますか」とのこと。

私は今すぐ来るよう伝え、自転車で10分で来られるとのことだったので、研修生に連絡をして、一緒に接骨院で待っているとおお泣きをした、パジャマ姿の女の子とお母さんが来院。

 

原因はお姉ちゃんに手を引っ張られたとのこと。少し泣き止むのを待って、カルテ入力をして、丁度泣き止んだところで、研修生に整復をする指示をして、無事整復完了。先に「全然痛くないよ」と言っていたで整復された時に「少しだけ痛かったけどもう痛くない」と少しだけ泣きながら繰り返し説明をしてくれました。お母さんからお礼を言うよう促されると娘さんは大きな声で「ありがとう」と言ってれました。今夜はこれでぐっすり眠れますね。

 

12月9日午前の診療時間中、昨日の5歳の娘さんを連れてお母さんがお礼に来られました。体格的にも年齢的にも5歳ぐらいで脱臼はしなくなるので、急に手首を引っ張らいよう伝えました。

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急患の患者さんが3人も

2011年12月06日|腰痛

先日、小学生以来からの友人の結婚式並びに披露宴に招待され、日曜の朝10時に大船駅に招待された友人と待ち合わせて、横浜の石川町の会場であるホテルに行きました。11時からの結婚式にはまだ30分程の時間があり、ウェルカムドリンクで友人シャンパンを飲んでいると、携帯電話が振動し、メールが届きました。

 

メールは妻からで、急患の患者さんの連絡でした。患者さんは以前にも骨折で当院にかかられた事のある女性で、転倒して左の手首が腫れているとのこと。

披露宴が終わってから診て欲しいということになり、私は飲み物をジュースやノンアルコールカクテルにして、おいしい料理に集中することにしました。

久しぶりに出席した結婚式であったため、とても新鮮な気持ちになり、ジーンとくる場面も多く、幸せを分けて頂けたとてもいい式でした。

 

結婚式と披露宴の間にはかなり時間があり、友人と談笑してしていると、妻からまた急患のメールがあり、サッカーで足首をくじいた小学生の男の子診て欲しいとのこと。「今日は急患の多い日だなぁ」と思いつつおいしい料理満喫し、披露宴を終えると、出席予定だった2次会をキャンセルして、急いで石川町の駅に向かいました。

 

駅のホームから患者さんに連絡をとり3時半ごろに接骨院に来てもらうよう伝えした。接骨院に着くとまだ患者さんは来ておらず、妻から「もう一人ぎっくり腰の性が来るよ」と言われ、急患の患者さんが休日に3人とは少しびっくりしましたが、3人の患者さんの段取りを助手の研修生と考えました。

 

初めに来院したのは、転倒されて両手首と右肘を受傷された女性で、左手首変形(短縮)があり整復が必要であったため、アイシングして待って頂きました。

次にサッカーで足関節捻挫をした小学生が来院し,そこそこ腫脹もあり、歩行痛もあったので、アイシングを長めにしました。

そこへ、腰部捻挫(ぎっくり腰)の男性が来院され、この方も前屈位歩行でかなり辛そうだったので、ベッドに横になってもらい通電治療後、アイシングをして固定処置をしました。

 

次にサッカー少年の足関節捻挫をシーネ固定し、2人の治療を終えました。最後に、転倒した女性の治療を行いました。まず、右肘の打撲右手関節捻挫を処置し、最後に研修生に助手をさせて左橈骨下端部骨折の整復とシーネ固定を行いました。

 

急患患者さん3人の治療のあと、研修生と家族でルミネのさぼてんに行き食事をしました。患者さんに喜ばれとても充実した日曜日でした。

家族サービスも忘れずに!

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急患の患者さん

2011年09月01日|小児肘内障

先々週の日曜日、実家から帰る途中、実家の母から携帯電話に急患の患者さんの連絡が入りました。

 

少し急いで帰宅し、我々家族が到着するとすぐに患者さんも接骨院に来られました。車を前に停めて頂き、早速患者さんである2歳の女の子を診ると左肘関節脱臼(小児肘内障)でした。

 

すぐに整復し、元に戻してあげると、先ほどまで使おうとしなかった左腕を十分に曲げてお父さんにしがみついています。泣かれなくてよかったと思いつつ、もう当院には3回以上来院しているので、慣れてしまったのかもしれませんね。また、肘が抜けないように気をつけて下さいね。

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雨にも負けず...夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体を持ち

2010年08月17日|

先日、患者さんに「熱中症予防」の新聞記事をコピーしてお配りしました。ところが数日後、通院中の81歳の男性患者さんが、その新聞記事を読みながら治療を受けられ治療後に買い物をして帰宅したところ、自宅マンションの階段で意識が朦朧として倒れられたとのご報告を受けました。

 

後から思えばその患者さんは、その日はいつもと様子が違ってイライラされていました。倒れた後にどうされたのかを尋ねますと、ご自分で管理人さんに携帯電話で奥さまを呼んでもらい、自宅に帰り水分と食事を取ったら治られたそうです。

 

患者さん本人は「熱中症予防の記事をもらったのに熱中症になっちゃったねぇ」と笑っておられましたが、大事に至らず良かったです。

 

毎日記録的な猛暑が続きますが、夏バテしないようによく寝て適度に食べて、適当な運動をして十分に休息を取りながら、頑張りすぎずに夏を乗り切りましょう。

 

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連日のお昼休みの急患の患者さんについて

2010年08月12日|足関節捻挫

一昨日と昨日、午前中の治療時間を過ぎた後に、急患の患者さんがありました。

 

8月10日(火)の患者さんは柔道部の高校生でした。乱取りの稽古中、相手に小外刈りを掛けられ右足関節捻挫(前距腓靱帯)をして来院。アイシング後、シーネ及び包帯にて固定を施しました。礼儀正しい高校2年生で、昨日の来院後田舎へ帰省されました。「お土産はいらないぞー」 

 

さて、8月11日(水)の患者さんは、5才のかわいい男の子でした。イトーヨーカドーの中で転んで受傷し、ずーと痛がって泣いていたのでお母さんが心配になり抱っこして来院されました。

 

右手第5指の基節骨骨端線離開でしたので、整復の際にはまた相当泣かれました。しかし、シーネ固定をしてからクリニックに診察をお願いして、帰ってきたらお母さんの腕の中ですやすや寝ていました。口を開け可愛い寝顔でした。泣き疲れたのでしょうね。

 

今日、来院した際には泣くどころか待合室を駆け擦りまわって元気いっぱいで、明日は家族でよみうりランドに行そうです。残念ながら「プールには入れないから、遊園地で思いっきり遊んでおいでね。」 

次回は家族サービスのため、来週になると思います。

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お二人の右上腕骨頸部骨折の患者さんの経過

2010年08月11日|骨折

今日、73才の女性の上腕骨頸部骨折の患者さんが40日目となり、包帯固定を全て除去しました。数日前より包帯固定を取っての入浴を許可しておりましたが、この暑さの中での包帯固定は汗でかゆくなりますし、患者さんにとってはとても負担です。包帯が取れて患者さんも「本当にいいの、嬉しいわぁー」と大変喜んでおられました。肩関節の拘縮症状も軽度で、前方挙上は120度可能なため経過は良好です。

 

もう一人の85才の女性の上腕骨頸部骨折の患者さんは、73才の患者さんより1週間程後に来院されたので、まだ包帯と小副子をしております。年齢的にも少し肩関節の拘縮症状が出ておりますが、徐々に機能訓練をやり、食事はもう右手でされております。日常生活で可能な範囲で手を使う事がリハビリになります。

お二人とも安静にはせずに、少しづつ使って頂き出来るだけ早く治して、良い正月を迎えて頂けたらと思います。随分治るのが先のような話ですが、73才の患者さんは来月の9月一杯で治癒に出来そうです。

 

次回は「連日のお昼休みの急患の患者さんについて」にしようと思っております。

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