HOME > スタッフブログ > 骨折 > お二人の右上腕骨頸部骨折の患者さんの経過
2010年08月11日|骨折
今日、73才の女性の上腕骨頸部骨折の患者さんが40日目となり、包帯固定を全て除去しました。数日前より包帯固定を取っての入浴を許可しておりましたが、この暑さの中での包帯固定は汗でかゆくなりますし、患者さんにとってはとても負担です。包帯が取れて患者さんも「本当にいいの、嬉しいわぁー」と大変喜んでおられました。肩関節の拘縮症状も軽度で、前方挙上は120度可能なため経過は良好です。
もう一人の85才の女性の上腕骨頸部骨折の患者さんは、73才の患者さんより1週間程後に来院されたので、まだ包帯と小副子をしております。年齢的にも少し肩関節の拘縮症状が出ておりますが、徐々に機能訓練をやり、食事はもう右手でされております。日常生活で可能な範囲で手を使う事がリハビリになります。
お二人とも安静にはせずに、少しづつ使って頂き出来るだけ早く治して、良い正月を迎えて頂けたらと思います。随分治るのが先のような話ですが、73才の患者さんは来月の9月一杯で治癒に出来そうです。
次回は「連日のお昼休みの急患の患者さんについて」にしようと思っております。