HOME > スタッフブログ > 腰痛 > マラソンランナーの膝の痛みについて
2012年03月02日|腰痛
先日の東京マラソンに、通院中の患者さんが出場し無事完走された。1か月ほど前より通院されていたが、マラソン練習の走り込みで、左腰部の疲労の蓄積から左膝内側の伏在神経痛症状を起こし、腰部の筋緊張を取り除く治療を施した。
幸いマラソン中には痛みも出ず自己ベストを更新されたそうで、マラソン前夜から当日の様子を詳細に記された報告文を頂いた。
マラソン等で長距離を走ると膝そのものに炎症が起きて膝が腫れたり、側副靱帯に痛みを来たすことはあります。しかし、膝の裏に痛みが出たり、膝の内側に痛みが出たりするケースで、走り始めには痛みが無く数キロ走ると痛みだし、スローダウンするか、走るのをやめると痛みが軽減するような場合には、腰が原因の場合が多々あります。
整形外科に行き、膝のレントゲン写真を撮っても異常が無く、湿布と投薬をしても痛みが取れない。大会は近くトレーニングは続けたいが、走ると痛みが出てしまう。このような場合には、⇒坐骨神経痛や伏在神経痛が考えられますので、お電話で御相談下さい。