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2012年06月06日|アキレス腱断裂
アキレス腱断裂を保存療法で治療中の女性の患者さんが4週間の固定期間が過ぎ、アキレス腱もかなり癒合したので、踵の高さを減らして、徐々に固定を軽量化してゆく段階に入った。
今日、患者さんが御自分で癒合したアキレス腱を触りたいと仰ったので御自分の指先で触れて頂いた。癒合したアキレス腱に触れると「あっ、本当にアキレス腱が有る」と大変驚かれたご様子だった。切れた状態を触られていなかったので、それを残念がられていた。
患者さんのテニスのお友達やご家族等はアキレス腱は手術するのが当たり前で、保存療法で本当にアキレス腱がつくのかと、半信半疑の御意見が大多数を占めておられるご様子であります。そんな方々に患者さんから、癒合したアキレス腱に触れた御報告をして頂ければ幸いに存じます。
これからは、再断裂の予防が大切になりますので、階段の踏み外しや段差に気をつけて歩いて頂きたいと思います。