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2012年06月30日|アキレス腱断裂
アキレス腱完全断裂の患者さんが8週間の固定期間が過ぎ、シーネ固定を除去した。再断裂予防の為、アンクルサポーターを外出時のみ装着してもらい、ご自宅では素足で普段通りに歩いて生活して頂けるようになった。
経過としては、一日外出をされて帰宅されると下腿部に浮腫(むくみ)が生じるようで、治療で来院された際にも多少浮腫は残っている。しかし超音波バスと温熱療法、手技療法等を施すと帰りにはかなり浮腫も改善され、歩行も以前より安定してきている。
今後は、再断裂を充分に気をつけて頂きながら、どんどん歩いて弱った筋力とバランス感覚を取り戻して頂きたいと思います。患者さんから聞いたお話ですと、保存療法の抵抗勢力の方々もアキレス腱が保存療法でしっかり着いて(癒合)経過も良いので、納得して下さったようです。私はとても嬉しく思います。