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2012年09月10日|アキレス腱断裂
9月10日(月)当院のアキレス腱断裂の保存療法のブログを読まれて、40代の男性が来院された。
負傷日は9月1日(土)で旅行先での事。負傷の原因は、旅行先の露天風呂の階段を踏み外してアキレス腱を断裂し、痛みもあまり無く、取り敢えず歩けるので、足首の捻挫だろうと思い、1週間程様子を見ていたが良くならないので、9月8日に会社近くの整形外科を受診したところ、アキレス腱断裂の診断を受けられた。
下腿部の浮腫が強くギプス固定が困難なので、シーネ固定で浮腫が引いてから、ギプス固定をするという話になり、松葉杖を暫く使用するのが苦痛なので、松葉杖を使用せずにアキレス腱を保存療法で治療している当院をパソコンで検索して探し、電話で連絡されてから来院された。
患部を触診してみると、完全断裂程のアキレス腱断裂部の大きな離開は無く、約2cm程の離開を認める浅層のアキレス腱部分断裂であった。患者さんに合わせた固定を作成し、固定処置後は患者さんに松葉杖も一本杖も使わずに歩いて帰って頂いた。市内の方ではないが、大船が通勤途中の駅なので、通いやすいとのことで、暫く通院されることになった。
9月とはいえ、かなり残暑が厳しく、固定期間中は患部が蒸れて痒みも生じやすいのでスキンケアをして、治療中は出来るだけ快適に過ごして頂けるように心掛けていきたいと思っています。