HOME > スタッフブログ > 腰痛 > 2泊3日の屋久島旅行に行かれた腰痛患者さんが旅行終え来院
2012年11月08日|腰痛
11月4日日曜日から御主人と屋久島に2泊3日で旅行に行かれた50代の女性の腰痛で通院中の患者さんが、無事旅行を終えて来院された。
2週間前のギックリ腰症状の時には、ご主人の方がキャンセルをほぼ決めかけていたそうだが、旅行先では予約していたガイド付きのトレッキングも出来たそうである。
ご旅行前にキャンセル料が旅行代金の約半分も掛かってしまうとお聞きしていて、それは本当にもったいないので、何としても患者さんには旅行に行って欲しかった。
患者さんの話では、旅行前にポールウォーキングに使うストックを買いに行かれて、それをトレッキングの時に使用したら、とても楽に山道を歩けたそうである。屋久島で有名な樹齢数千年の縄文杉の前で撮られたご夫婦の写真を拝見する事が出来て、本当に良かったなと心から嬉しく思った。
この患者さんは、かなり以前になるが、とても重症の急性腰痛(ぎっくり腰)で往診したことがあり、それ以来、私が勧めたウォーキングとストレッチを敢行して暫くの間は、腰痛とは無縁だったそうである。しかし、今回は長時間のハイキングや買い物等が続き、疲れも溜まっていらして腰痛を発症したようだ。
急性腰痛はあまり安静にはせず、むしろ動ける範囲で日頃と変わらぬ日常生活を送った方が治癒が早いと言われている。腰痛になると不安になられる方が多いが、「必ず治るもの」と楽観的に考えて過ごされる事も重要な要素である。