HOME > スタッフブログ > 小児肘内障 > 小児肘内障の患者さんが1ヵ月に4人来院
2013年10月02日|小児肘内障
10月2日午後7時少し前に4歳の男の子のお母さんから、「息子が肘を脱臼したので診て欲しい」と電話があり、7時を少し過ぎたところで息子さん2人と来院された。
初診申込用紙に記入して頂きながら、負傷原因をお聞きするとお兄ちゃんがすまなさそうに弟さんの左手首を引っ張ったと告白してくれた。
電話をいただいた時は相当泣いていた弟さんも泣き疲れたのかけろっとしており、ただ左手は使おうとせずだらんとしていた。
他に患者さんも数人いて、私はそちらの患者さんの処置をしていたので勤務柔道整復師のK先生に小児肘内障の整復をお願いした。回外法ですんなりと整復されたようで、全く泣く事も無く治療を終えた。
この男の子は、7月に急患で同じ左小児肘内障で来院された事があり、以前お兄ちゃんも小児肘内障を繰り返した事があったようです。
以前は近隣の整形外科に掛かっていたようですが、小児肘内障なのに必ずレントゲン検査をされてしまうため、被爆の事を気にされ、そちらの 整形外科には行かれなくなったそうです。
ただ、小児肘内障は上腕骨顆上骨折との鑑別診断が必要なため、受傷原因のはっきりしない時には、レントゲン検査も必要な場合があります。明らかに転倒はしておらず、誰かに手首を引っ張られて受傷した場合は骨折の可能性は低いので、レントゲン検査の必要は無いかもしれません。
先月来院した0歳児と1歳児は誰も手を引っ張ったり、転倒もしておらず、寝返りで小児肘内障になったケースでした。
他の受傷原因として革のソファーなど摩擦の強い座面から降りようとして、手が引っ張られる形となり、小児肘内障を受傷するケースも多く見られます。
急患の場合は
時間外・休日も受け付けますので、遠慮なくお電話下さい。
0467-45-6700
大船接骨院