HOME > スタッフブログ > 骨折 > 交通事故で骨折・捻挫・打撲の大学院生が来院
2013年12月30日|骨折
先日、1ヵ月前に自転車で走行中、車に接触されて転倒し左足の
第3趾の基節骨骨折と左足関節捻挫、右大腿部打撲の怪我を
負った大学院生が来院した。
1ヵ月前の受傷にしては、とても痛々しい歩き方でかなりの跛行を
呈していた。受傷からの経緯を聞くと、救急病院を時間外に受診
されて、レントゲン上はどこにも異常はなく、帰されてしまった
とのこと。翌日に痛みも強かった為、同病院に再診を依頼すると
整形外科の医師から、左足の第3趾の骨折と診断され、松葉杖を
出されたそうだ。その後も定期的に同病院の診察を受けるも、
荷重歩行時の疼痛が引かないため、当院に来院された。
左足関節は内側・外側共にかなりの腫れが残存しており底・背屈
に制限を認め、全荷重が困難で足関節捻挫に伴う距骨亜脱臼が
示唆された為、整復を試みた。整復後は背屈制限をわずかに残存
するも荷重歩行痛はかなり軽減した。
左足第3趾の基節骨部には、第2趾を副子代わりに紙テープが
2本巻かれていた。骨折に対して紙テープ2本のみでは、足が
まともに着けないのも無理はないと思った。
右大腿外側広筋部は圧痛と打撲による筋挫傷部の硬結が触知され、
膝の屈伸や階段昇降時の疼痛がかなり残存していた。これも跛行
の原因となっていたようだ。
治療としては、超音波バスでの温熱療法と機能訓練指導、手技療法、
包帯及びシーネ固定、テーピング固定処置を施行した。
帰りには荷重歩行も殆んど無くなり安心して帰られた。
治療期間は約2~3ヶ月はかかると思われます。お大事に。
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