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2014年07月26日|マレットフィンガー
3月28日から座間市より通院されていた40代後半の男性で、左手第4指の腱性マレットフィンガーの患者さんが7月26日で経過も良く機能的に改善したので約4カ月の治療を終えた。
写真のように、左手第4指のDIP関節の屈曲は8~9週間の伸展固定により初めは出来なかった訳だが、機能訓練により消退した。健側や他の指のように過伸展は出来ないが伸展制限も消退した。週に1回の土曜日のみの通院ではあったが、経過も良く完治に至ったのは幸い左手の第4指で安静に保てたことが良かったと思われる。近所の整形外科では手術を勧められ、手術を不安に思われて当院のブログに辿り着き来院されましたが、腱性マレットフィンガーは整形外科領域に於いて、保存療法より手術療法の方が比較的経過(予後)は不良と言われております。
尚、保存療法では伸筋腱の癒合後のリハビリがあまりなく、入浴の際に屈伸運動をするように言われるくらいのようで、治療を終えてから第1関節が少し曲がってしまった方をお見掛けします。これは、伸筋腱の癒合後に一定期間の夜間固定を行わなかったためだと推察致します。
毎週電車で片道1時間以上もかけて通院頂き有難うございました。今後は怪我をされない様にお気を付け下さい。お大事に。
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大船接骨院 佐藤和義