HOME > スタッフブログ > 小児肘内障 > 小児肘内障の3才の女の子が祭日に来院
2015年12月23日|小児肘内障
今日は祭日で休診ではありましたが、午前中にアキレス腱断裂の患者さん2名と交通事故の頸椎捻挫、腰椎捻挫、右足関節捻挫等で通院されている患者さん2名を予約で治療しました。
同時に先日の日曜日に待合室と機能訓練室のリフォーム工事を大工さんに施行頂いていて、今日は8時30分から残りの作業をお願いしていました。
予約患者さんの治療を終えて、午後の1時過ぎに治療室と工事の後片付けをしてから、自宅の4階に戻り遅めの昼食を取りました。そして、食休みのあとにクリスマスケーキを西鎌倉のレ・シューへ妻と取りに行きました。帰宅後には夕方になっていたため実家へ行く支度をして、接骨院で残りの片付け物をしておりました。すると接骨院の電話が鳴りました。
今月の初めに単純性股関節炎で来院した3才の女の子のお母さんからでした。「また娘が肘を脱臼したみたいなので診てもらえますか?」と受話器からはお母さんの声と3才の女の子の痛い痛いと泣き叫ぶ声が聞こえました。
「すぐにいらして下さい」と伝えて、しばらくの間待っていると、先週に来院された珍しい右手母指の腱性マレットフィンガーの男性が休診とは思わずに来院されました。
患者さんは少し遠くからいらしており「丁度、急患の患者さんが来るのを待っているので宜しいですよ」と治療室へ促しました。治療を終える頃に大泣きの3才の女の子を抱いてお母さんが来院されました。
先に右手母指の腱性マレットフィンガーの男性の治療を終えて、待合室でお母さんに抱っこされたまま、3才の女の子の小児肘内障の整復をしました。
女の子は今年の1月にも右肘の小児肘内障で来院されており、右は過去に2回脱臼しているのですが、左は初めてでした。
負傷の原因をお母さんに聞くと、お友達の家で遊んでいて急に泣き出して、帰宅後も左手を使わないとのことでした。全く転倒などはしていないとのことでしたが、念のために肘関節周辺の腫脹等の有無を確認して、骨折の疑いがないと判断し回外法で整復をしました。しかし、娘さんがお母さんと向き合ってしがみついていたため上手く整復が出来ず、回内法で整復したところ、可なりの整復音を触知し整復されました。
帰りにはやっと泣きやんでくれて私が何度か手を振ってバイバイをすると、右手でお母さんにしがみつきながら、繰り返し左手でバイバイをしてくれました。
3才頃は小児肘内障(肘の脱臼)をしやすい時期なので仕方がありませんから、時間外や休日でも遠慮なくご連絡ください。お大事に。
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急患応需
大船接骨院
☎ 0467-45-6700