HOME > スタッフブログ > 小児肘内障 > 小児肘内障の3才の女の子が土曜の朝に来院
2016年03月26日|小児肘内障
土曜の朝の診療が始まって間もなくの9時過ぎに、以前も小児肘内障で来院されたことがある3才の女の子が、大泣きでお母さんに抱っこされて来られました。原因をお聞きすると、車の助手席に居たお兄ちゃんが車の後部座席に居た妹さんの手を引っ張ったそうで、そのお兄ちゃんはニヤニヤしながら待合室をうろうろして、私と視線を合わせないようにしていました。
傷病履歴から今回が右の小児肘内障のみ5回目で、以前もお兄ちゃんに手を引っ張られて受傷したことが度々有ったことを覚えています。
すぐにお二人共治療室に入って頂き、回外法で整復音と共に整復されましたが、泣き止んでいた女の子はまた大泣きでした。
治療を終えると、待合室で遊んでいる女の子のお兄ちゃんに妹さんの手を引っ張らないように注意しましたが、はぐらかすかのように視線を合わせず笑顔を振りまいておりました。
妹さんは泣き止みましたが、左手でバイバイをして、右手は抱っこされたお母さんの服をしっかりと掴んでおりました。
以前、お兄ちゃんも何回か小児肘内障で来院したことが有るのですが、大きくなり最近は脱臼しなくなりましたね。二人共また脱臼しないように、兄妹喧嘩もほどほどにしましょうね。
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