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小児肘内障

3才の女の子が昼休みに小児肘内障で来院

2016年05月09日|小児肘内障

今日の午後の2時ごろの昼食後に仮眠を取っていると接骨院の電話が鳴りました。3才の女の子のお母さんからで、朝10時30分ごろに公園で娘さんと追いかけっこをしながら滑り台で遊んでいると、娘さんが滑り台を滑った後に様子が変なので、駆け寄って抱き上げると泣き出してしまったそうです。それから、左腕を痛がり使わなくなったため、骨折でもしていないかと心配になり電話を頂きました。

転倒はしていないとのことでしたので、骨折よりも肘の脱臼(小児肘内障)の可能性が有ることをお伝えして、来院頂くことにしました。

 

午前中にお電話を頂いていた、急性腰痛(ぎっくり腰)の男性患者さんと午後2時30分に約束をしていたので、その患者さんを拝見してベッドで通電治療をしていると、間もなく3才の女の子がお母さんに抱っこされて来ました。

滑り台での様子を詳しくお聞きしたところ、お母さんは現場を見てはいなかったのですが、娘さんが滑り台の途中で右側に身体が向いて滑ってしまい、転倒や落下は全くしていないとのことでした。

そうすると、滑り台の端を両手で持っていて、右側に身体が向いてしまったために掴んでいた左手が引っ張られてしまい、左肘の脱臼(小児肘内障)に至ったのではないかとお母さんに説明しました。また、今回が初めての脱臼(小児肘内障)ということだったので、肘の脱臼(小児肘内障)文献の絵や肘関節の模型で説明しました。娘さんの両方の肘関節周囲の腫脹や圧痛、熱感等を比べ、橈骨遠位端部の圧痛、腫脹等も触察して、骨折は無く問題がないので左肘の脱臼(小児肘内障) の整復動作を肘関節を屈曲後、前腕を回外してすぐに整復音が触知出来ました。

 

お母さんに脱臼後は再脱臼し易いことや手首を持たずに上腕部を持てば肘の脱臼は起きないこと等の注意事項を説明して、3才から5才ぐらいまでは再脱臼しないように気を付けて頂くようにお願いしました。

また、脱臼しないように気を付けて下さいね。お大事に。

 

 

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