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2017年03月27日|小児肘内障
今日の午後6時過ぎに1才10か月の男の子が、右肘の小児肘内障(肘の橈骨頭の周囲にある輪状靭帯の亜脱臼)で来院されました。お母さんから5時ごろに電話を頂いていて、ベビーカーで連れてこられました。目のクリッとした、ほっぺの少し赤いとても可愛らしい男の子でしたが、待合室に着くなり可なり大泣きでした。治療室に入って頂くと、とても抵抗されてしまい、患部の右肘を診る事すらできない状況でした。
男の子をよく観察しながら、お母さんに受傷原因をお聞きすると、昨日ご主人が息子さんの右手を持って引き上げてから右手を使わなくなった様子でした。過去にも2度右肘を脱臼した事が有り、様子をみていたら翌日には普通に使うようになっていたとのことでした。
泣きじゃくる息子さんをお母さんに抱っこしてもらい、右肘関節の屈曲、前腕の回外の整復をするとわずかに整復音のクリックを右手母指の指先に触れました。
最後に待合室でベビーカーに男の子を乗せてあげたのですが、腰をのけ反らせて抵抗されながら座らせて、お母さんにベルトを装置して頂きました。最後まで泣かれてしまったのですが、待合室を出るときには泣き疲れたのか、泣き止んでおりました。
1才10か月ですと予防接種もしており、注射をされるのではないかと思ったのではないでしょうか。
また、脱臼しないように気を付けて下さいね。お大事に。
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