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2017年12月22日|小児肘内障
金曜日の午後の診療時間中に、2才の男の子が小児肘内障(肘の脱臼)で来院されました。負傷の原因はお母さんの左手と息子さんの右手を繋いでいて、散歩からの帰宅後、自宅のポストへお母さんが右手を伸ばしとところ、左手で息子さんの右手を引っ張ってしまったそうです。来院時はもう泣き止んでいましたが、全く手を使わない状態でした。下記が来院時の状態です。
今年の3月と7月にも小児肘内障(肘の脱臼)で来院されており、いずれも右肘の小児肘内障(肘の脱臼)でした。待合室の本棚にある、くまのプーさんの絵本でお母さんが息子さんをあやしながら治療室に入ってこられたので、私がくまのプーさんの指人形を使ってあやしたところ拒絶されてしまいました。アンパンマンのゴムボールやトトロの猫バスもことごとく拒絶されてしまったため、仕方なく脱臼の整復動作に入りました。前腕の回外では整復されず、肘関節屈曲後の前腕回外で整復音と共に整復されました。
整復後が下記になります。
泣かれてしまい、右手を使いません。
少し経ったら 下記のように右肘を曲げて使うようになりました。
3度目の正直ではなく、2度ある事は3度あるになってしまいましたが、小児肘内障(肘の脱臼)は3才から4才頃になりますと脱臼しにくくなり、小学生前の5~6才頃には脱臼しなくなりますので、気を付けてお過ごしください。お大事に。
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