HOME > スタッフブログ > 小児肘内障 > 小児肘内障(肘の脱臼)の2才の男の子が水曜日に来院
2018年05月16日|小児肘内障
今日の午後3時過ぎに近所の保育園から電話があり「園の2才児が左肘を脱臼したので、これから伺いますので宜しくお願いします」とのことでした。
午後3時半を過ぎた頃、保育士の女性が二人乗りのリアカーのようなベビーカーに男の子を乗せて来られました。
パソコンで履歴を見ると、昨年の8月30日にも同じ左肘を脱臼(小児肘内障)して、保育士さんが連れて来られたのを思い出しました。
丁度空いていたので、すぐに治療室に入っていただきました。保育士の女性に負傷の原因を聞くと、お昼寝の後、トイレに連れていかれて、手洗いの時にはすでに左手を痛がり使わなかったそうです。昨年もお昼寝の後に泣き出していたそうで、寝返りで脱臼したと思われました。また、転倒などは全くしてはいないとのことでした。
すぐに整復をしたところ、しっかりと整復音が確認でき、男児も泣きませんでした。待合室で男児に、保育園から持ってこられた絵本を両手に持たせてみました。すると恐る恐る両手でページをめくり始め、普通に左手を使うようになりました。それを観て保育士さんも安心されておりました。
保育士さんには「これから保育園に戻られたら、脱臼しやすいので手首を引っ張らないように気をつけていただき、肩の脱臼はしないので、上腕部分を引っ張るようにして下さい」と伝えました。
ご両親には息子さんが左肘を脱臼(小児肘内障)した事を伝えていただくようお願いしました。くれぐれもお大事になさってください。
当院は、早朝や昼休みの午後の診察前等の時間外に、小児肘内障に限らず、肩関節脱臼、肘関節脱臼、顎関節脱臼、指関節脱臼等の急患対応をしております。
整復は無痛整復法を行い、最小限の痛みで整復されますので、組織の二次的損傷が最小限で済み、組織修復が早くなります。
脱臼でお困りの場合には遠慮なくご連絡下さい。
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