HOME > スタッフブログ > 骨折 > 高2の娘が体育の授業のバスケットボールで左手小指中節骨裂離骨折を受傷
2019年02月02日|骨折
2月1日金曜日の昼休みに妻と昼食をとっていると、高校2年の娘から妻にメールがありました。
娘「多分突き指した」「結構痛い」
妻「お父さんに言っておくから帰り次第治療だね」
娘「はーい」「めっちゃデカイ氷を渡されて真っ赤っか」
このような妻と娘のメールのやりとりがありました。
午後の4時ごろに娘が接骨院に来て、腫れた左手小指を見ると可なりの腫脹と、屈曲制限が認められました。患者さんはそう多くはなかったので、娘から詳しく負傷の状況を聞き、外観の写真をデジカメで撮りました。(下記の写真を参照)
負傷状況やPIP関節掌側の限局性圧痛、屈曲制限等の諸症状からPIP関節の中節骨基部掌側骨折(掌側板付着部裂離骨折)を想定しながら超音波観察装置のB‐modo画像で観察をしました。すると転位のない中節骨基部掌側の裂離骨折が観察されました。
娘にとっては初めての骨折でしたが、体育のバスケットボールは好きなようで
「バスケをやっていいの」といきなり聞いてきました。
私は学生時代にバスケットボール部だったので「右手だけでドリブルしたりするのは構わないけど、左手が突き指しそうな試合形式のプレーは当分の間無理だよ」と言うと「そんなのバスケ部じゃないから無理だよ」と笑いながらも少しむっとされました。
短時間ですがアイスパックでアイシングをして、プライトンと包帯で固定処置を施しました。
午後の治療時間を終えると妻から「髪を洗えないから、包帯を取ってお風呂に入らせたいから包帯を持って来て下さい」とメールが届いておりました。私は包帯を持たずに自宅に戻り「急性期だがら固定を取っては駄目だよ」と伝えました。今夜からしばらくの間は左手をビニール手袋で覆ってから手首をラップして、包帯を濡らさないように入浴をしないといけないことを、妻は経験上分かっていると思っていたのですが・・・
思い起こせば平成19年10月8日、妻は娘が通う小学校のPTAのバレーボールに初参加し、練習ゲームのアンダーレシーブで前に出た時に右アキレス腱を完全断裂してしまい、私が保存療法(早期歩行療法)で治療しました。その際にはシャワーカバーを使用して、受傷当日からシャワーを浴びることが出来ました。
10年以上を過ぎると、怪我の急性期にはしばらくの期間は患部の固定を取らずに入浴したことさえ、忘れてしまうものなのでしょう。
現在、娘は毎日学校を終えてから自宅に戻る前に接骨院へ寄って治療をしています。後遺症なくしっかり完治してくれればと思っています。これまで怪我らしい怪我をしたことのなかった娘ですが、このくらいの骨折で済み良かったとも思っております。
患者さんに比べて家族に対しては治療がおろそかになりがちな私ですが、娘が早く体育の授業に復帰できるよう、誠心誠意治療しようと思います。
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