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院長:佐藤和義
住所:〒247-0056
鎌倉市大船1-23-31 サトウビル1F
TEL:0467-45-6700
アクセス:JR東海道線・横須賀線・根岸線 大船駅東口 徒歩1分
駐車場(有料駐車場40分間サービス券発行)

脱臼

小児肘内障(肘の脱臼)の2才の女の子が夜間に急患で来院

2015年07月21日|小児肘内障

 午後の診療後の後片づけを終えて、そろそろ自宅に戻ろうかと思ったところに電話が鳴り、現在、右足首の捻挫で通院中の6才の女の子のお母さんからでありました。その6才の女の子の2才の妹さんが、少し横になっていて起きてきたら急に泣き出して、左肘を痛がり全く左手を使わないとのことで、以前にも小児肘内障で何度か来院されているので、お母さんはまた肘の脱臼ではないかと言われ、診て欲しいとのことでした。電話口ではお母さんの声が聞き取りずらいほどの娘さんの泣き声が聞こえました。

 

すぐに来院下さるように伝えて、午後8時半過ぎに2才の女の子がお母さんに抱っこされて来院されました。午前中、治療に来た6才の女の子とお父さんも一緒でした。

 

今年の初めに来院された時と同様に負傷したのは左肘で、転倒はしておらず恐らく寝返りで脱臼した様子でした。2才の女の子はもう泣きつかれて泣き止んでいました。お母さんに初診申込み用紙の記入をお願いして、抱っこをお父さん代わってもらい中に入ってもらいました。あやす間もなく、今回も回外法ですぐに整復音を触知出来ました。

 

もう、眠たそうな目でしたが、全く泣かれることもなく帰りには左手でバイバイをしてくれました。

 

2才の妹さんは今回で左肘が4回目で右肘が1回と計5回となりました。でも、6才になったお姉ちゃんは1才から3才までの間に左肘が6回、右肘が2回の計8回も脱臼しているのですが、3才以降は全く脱臼していません。もうすぐ脱臼はしなくなるので心配は入りませんが、また脱臼しないように気を付けてくださいね。

 

お大事に。

 

 

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小児肘内障(肘の脱臼)の2才の男の子が日曜日に急患で来院

2015年04月26日|小児肘内障

今日は天気も良く、娘を私の実家に預けて、妻と日産スタジアムで開催されたフリーマーケットにウォーキングを兼ねて行ってきた。最近私は運動不足解消のために週末の土、日は出来る限りMBTを履いて歩くようにしている。日頃からオムロンのカロリスキャンという活動量計を着けているのですが、1万歩以上歩いても消費カロリーは意外と少ないのが解ります。歩いていなくても日常の仕事では可なり身体を使っているので消費カロリーはあまり歩いていなくても高くなります。

 

新横浜から日産スタジアムまでは歩いて15分程で、日産スタジアムの外周は可なりの距離が有り、歩いていると汗がじんわりと出てきた。しかし、お店の前で立ち止まると風が強いため少し肌寒く感じた。

日産スタジアムのフリーマーケットは関東圏最大のフリーマーケットでかなりの数の出店があり、とても賑やかで活気に溢れている。妻は掘り出し物を、私は食べ物を目当てに歩いていると、いつの間にかはぐれてお互いが見当たらなくなり、携帯で「いまどこ?」「何々のお店の前」と連絡をして、捜して見つけるとまたはぐれての繰り返しであった。

スタジアムを1周して、そこそこの物(紳士ベルトやアクセサリーなどを購入)が買えたのと大分疲れたので、新横浜駅へ向かいお茶でも飲んで帰ろうということになった。駅ビルの上のお店でケーキとコーヒーのセットを頼み、お水を飲んで一息ついていると私の携帯に電話が入った。(もちろんバイブにしていたのですが)急いでお店の外へ出て電話に出ると、「3月にお世話になった○○ですが、息子がまた手が外れたようなので診て頂きたいのですが」とのこと。4時過ぎだったので「今新横浜にいるので、5時頃に接骨院に着くようにいらして下さい」と伝えて、急いでケーキとコーヒーを頂き、足早に電車に乗って帰路へとついた。

新横浜から横浜までは乗り換えなしでスムーズに行けて、横浜で乗り換えて大船に着いたのは4時57分だった。急いで接骨院へ向かうとすでに入口の前にご家族の姿が有った。挨拶もそこそこに入口のカギを開けて、すぐに待合室へ入って頂いた。

 

「前回は息子さんの手洗いをお母さんが後ろから手伝っていて左手を引っ張ってしまい負傷されたのでしたが、今回はどうされましたか?」とお聞きすると、息子さんが3才のお友達が両親に左右から両手を繋いでもらい、前転する遊びをしてもらうのを見て来て、同じようにやって欲しいと息子さんにせがまれてしてあげたところ、左手を痛がって使わなくなってしまったご様子。

前回の来院時に「現在の年齢の時期は肘を脱臼をしやすいので、手首は引っ張らずに上腕部を持って引っ張っぱるようにして下さい。肩は絶対に脱臼はしませんから」とご説明したのですが、息子さんにせがまれてしまうと仕方ないですね。

 

男の子の右手にアンパンマンの音の出るおもちゃを持たせて気を引き、左肘の脱臼を整復すると小さな整復音を触知した。一瞬痛そうな表情をしたが、泣かずにそのままアンパンマンのおもちゃで遊び出し、左手も自然と使うようになった。

今回が3回目の小児肘内障ということで「2度有ることは3度有る」になってしまいましたが、4回目以降がないように気を付けて下さい。

お大事に。

 

 

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右小児肘内障の3才の女の子が昼休みに来院

2015年01月21日|小児肘内障

午後1時過ぎの昼食中に3歳の娘さんのお母さんから電話が有り、娘さんが右肘を脱臼したようなのでこれから診て欲しいとのこと。 車で15分ほどはかかるとのことだったので、食事を済ませてから受付で待っていると間もなく娘さんを抱っこしてお母さんが来院された。

かなり泣きじゃくっていて、アンパンマンのおもちゃであやしても私からはそっぽを向いて、お母さんにしがみついている状態で困ってしまった。

 

 既往歴を見ると一昨年の9月(1歳9か月)に同じ右肘の脱臼で来院されていた。その時が初めての脱臼で、つい先日の1月17日に右肘を脱臼して、整形外科を受診され、その後は普通に右手を使っていたとのこと。

娘さんが短期間に2度も脱臼されたことに驚かれていたが、小児の脱臼(小児肘内障)では、受傷当日や翌日の再脱臼もあることをお伝えすると納得されたご様子だった。

 

受傷原因をお聞きすると、はっきりは分からないが娘さんが木製の椅子の背もたれの木の隙間に右手を差し入れて、抜こうとして引っぱってしまったとのこと。

女の子が少し泣き疲れて落ち着いたところで、 アンパンマンのおもちゃやミッキーさんのぬいぐるみで気を引きながら右肘の脱臼を整復したところ、わずかな整復音を触知し、その後は普通に右手を使うようになりました。

小児肘内障は、大人の肘関節の脱臼とは異なり、橈骨頭にある輪状靱帯の亜脱臼です。整復されれば全く元通りに手を使うようになります。

大人の肘関節脱臼では側副靱帯の損傷を伴い、不安定性が出れば手術に至るケースもあります。 

柔道の吉田選手は柔道で投げられた時に受け身で手を着き肘関節を脱臼されて、保存療法で経過を見られましたが、関節の不安定性が残り手術をされました。その後、総合格闘技で大活躍されたのは有名です。

 

小児の脱臼=小児肘内障は、多少癖のように数回脱臼される児童もおりますが、一定の年齢(5歳ごろまで)になると生じなくなります。後遺症などはなく予後は良好ですので、心配は要りません。

 

少子社会になり小児肘内障の患者さんは減少しておりますが、当院には定期的に来院されております。他に、肩関節脱臼、肘関節脱臼、指関節脱臼、顎関節脱臼足関節前方亜脱臼などを急患で拝見致しております。

 

 

<急患応需>

 

急患の場合は遠慮なくお電話下さい。

早朝、昼休み、夜間の急患にも対応しております。お電話の上、来院下さい。

 

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院長 佐藤和義

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帰宅途中に妻から右足関節捻挫(前距腓靱帯損傷)の急患のメール

2014年10月12日|足関節捻挫

 今日は、日本超音波骨軟組織学会が東京ビックサイトの国際展示場であり、午前時半から午後4時半までの長丁場であった。帰りは、りんかい線で大崎まで行きJR湘南新宿ラインで大船へ向かった。大船には5時45分ごろに着く事を妻にメールして、大船に着いて携帯を見ると着信とメールが件。妻からで急患の患者さんが、鎌倉からこちらへ向かっているとのこと。帰ってから妻に患者さんの様子を聞くと、市民運動会で女性が足を捻挫されたらしい。車で来るので混んでいるとかなり時間がかかるかもしれないと言われ、二人で接骨院の前から通りの先を眺めつつ、もうすぐ6時45分になるがなかなかお見えにならないので、明日の台風情報でも観ようかと待合室に入ると、御主人につかまりながら奥さまが左足でケンケンをして入って来られた。それに続き息子さんと娘さんも入って来られた。

 

やはり連休の中日で道が混んでいたらしく、小袋谷の交差点でかなり時間が掛かったそうだ。すぐに治療室に入って頂き、左右の足関節を比べてみると、それ程の強い腫れはないが、右足関節の外側の前距腓靱帯にかなりの圧痛と熱感を認めた。

 

☞右足関節捻挫(前距腓靱帯Ⅰ度損傷)

 

底屈は不充分で、背屈は困難であった。受傷の様子を聞くと、午前11時にボールを運ぶ競争でゴールの際にゴールテープが高い位置に有りそれを跳び越え着地した時に右足首を内返しに捻ったようだ。その後は痛みもなく運動会にそのまま参加されたが、午後時頃の終了時には足を引きずるようになり、帰宅後の時半ごろに自宅で洗濯物を取り込んでいると、痛みが強くなられたそうだ。仕事中のご主人に帰ってきてもらい、ネットで急患応需の当院を検索されてお電話を下さったということだった。

 

足関節捻挫で受傷時の外力が小さく、靱帯の損傷も軽度であっても、アイシングや固定等の急性期の応急処置がなされないと、患部の炎症症状が強くなり足が着けないほどの痛みになってしまう場合があります。

 

この方は背屈が困難で距骨の前方亜脱臼を認めたので、足関節の底背屈時の写真を撮って整復前と整復後を見てもらったところ、大変驚かれていた。鎌倉の方だったため、当院に通うのも大変だろうと思い、明後日から鎌倉の兄弟子の接骨院に通院されるように勧めたところ、息子さんが前にかかられていたそうで、連絡をしておくので安心して下さいと伝えた。その後、長めにアイシングをしてシーネ固定をしたところ、足を着いて娘さんの肩を借りながら帰られた。

 

待合室でご家族を見送っていると「お休みのところ本当に助かりました」と言われ、なんだか照れくさく、学会で疲れてはいたが、疲れが吹き飛ぶぐらいに嬉しく思った。くれぐれもお大事になさって下さい。

 

余談だが、昨日は妻と久しぶりに映画を観に行った。

「アバウト・タイム」―愛おしい時間について―という、

ラブストーリーで少しコメディの不思議な映画だったが、

とても良質な映画でまた観たいと思いました。おススメです!

 

 

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左足関節捻挫(前距腓靱帯損傷)の患者さんが2名来院

2014年09月29日|足関節捻挫

9月29日、月曜日の午前中に9月27日土曜日に駅の階段で左足を踏み外して捻挫された30代の男性が、かなりの跛行で来院された。腫張は両果から中足部に至り高度であった。

 

DSC02816.JPG

 

腓骨下端部には圧痛が無く前距腓靱帯には強い圧痛を認めた。足関節の底背屈時に疼痛が有り、背屈制限が著明であったため、距骨前方亜脱臼がある事を説明して整復を施した。

 

【整復前・背屈制限著明】

DSC02815.JPG

 

【整復後・背屈制限消退】

DSC02818.JPG

 

整復後は荷重歩行時の疼痛もかなり軽減され、とても驚かれていた。

アイシング後、シーネ固定を施し痛みもなく歩いて帰られた。

 

そしてお昼近くに60代の女性が27日土曜日に行われたお孫さんの運動会

で、写真を撮っていて窪みに気づかず左足首を捻り来院された。

この方は荷重歩行痛は軽度だったが、受傷から2日を経過し腫脹は中等度で

あった。前距腓靱帯損傷が著明であったが、距骨前方亜脱臼もあったため

整復後アイシング、シーネ固定を施行した。

 

お二人とも土曜日の午前中の受傷であったが、様子を見てから来院され腫脹

が増大していた。応急的にはアイシングが望ましいが、アイシング後に適切な

固定処置を早期に行えば、腫脹も増大せず自発痛もかなり軽減しますので、

急患の場合は遠慮なくお電話を頂ければと思います。

 

土曜日の午後や日曜祝日は、学会等で不在の場合も有りますが、

不在の場合でも帰宅後に拝見致しますので、取り敢えずお電話下さい。

 

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日曜日の早朝に左肩関節脱臼の女性の急患の方が来院

2014年04月06日|脱臼

4月5日(土)の夜は友人をスーパー銭湯に誘い、10時半頃に藤沢の「湯の市」に行った。
私は夕食を終えていたが、友人は仕事帰りで食事はまだだったので、11時半には入浴を終えて大船に戻り、中学の先輩がやっている焼鳥店「剛」に行った。生ビールを一杯飲んだ後、日本酒の冷酒の飲み比べ(3杯)を二人で飲んで気持ちよく酔っ払い1時頃には帰宅した。
帰宅後、いつの間にかテレビを観ながら寝てしまい、5時にトイレに起きて布団に入った。間もなく5時半に接骨院の電話が鳴り、友人が肩を脱臼したので診て欲しいと女性からの電話であった。
50代前半の脱臼癖のある方で、車でこれから20分ほどで来られるとのことであった。妻と治療室で待っていると、間もなく車が前に停まり、女性2人が来院された。拝見すると左肩関節前方脱臼で、初診申し込み書は後から記入して頂く旨を伝えて、すぐに補助をしながらベッドで仰向けになって頂いた。
 
左肩関節脱臼は今回が6回目になるそうで、17才の時が初めてとのこと。その時は接骨院で整復されて、20代に数回スノーボード等で受傷され、前回は30代の後半に受傷され、救急車で総合病院の救急外来に行き整復が困難であったため、別の総合病院に回されて、かなり痛い思いをされたそうだ。そのため、整形外科ではなく、接骨院をインターネットで検索されて当院に来院された。
 
今回の受傷原因を聞くと、寝ていて無意識に寝返りを打って脱臼してしまったらしい。前回の整復のこともあり、今回は痛みの少ない整復法の整復動作の説明をした。動画撮影の許可を得て妻に撮影をお願いし、患者さんをリラックスさせてゼロポジション整復法での1人整復を行った。ゼロポジションで少し牽引を加えて、上肢に少し回旋を加えたところすぐに整復された。
 
「入りましたよと」と患者さんに伝えると「今までで一番痛く無かった」と言って頂いた。早朝ということで、睡眠不足で眠いながらも、整復動作は動画を見ると約1分30秒ほどであり、かなり短い時間で整復が出来たので、私としてはとても満足のいく整復処置であった。
 
患者さんには固定を施し、再脱臼しないような生活上の諸注意をご説明した。
患者さんもお聞きすると朝方の3時に寝て、4時50分ごろに寝返りで脱臼してしまったようなので、帰られたらゆっくり休んで頂きたいと思います。
 

急患応需 大船接骨院 院長 佐藤和義 

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右足第5趾趾節間関節脱臼の患者さんが日曜日に急患で来院

2014年02月23日|脱臼

2月2日(日)の朝に以前から来院歴のある女性の患者さんから電話があった。

昨夜、剣道の稽古中に男性に右足の第5趾を踏まれ趾が曲がっていて、夜眠れなかったとのこと。

多分骨折しているのではないかと思うと言われ、歩けないのでこれから御主人に車で送ってもらい来院されるとのことで、11時に来院された。かなり足を引きずり跛行を呈し、お辛い様子であった。

患部を拝見すると、右足の第5趾の末節骨が背側に転位しており、受傷原因からすると骨折が疑われた。

外見写真を撮り、整復をすると骨折に伴う整復音は触知出来ず、脱臼を整復した際の指先の感触があった。

アイシング後、シーネと包帯で固定をすると、ほぼ痛みも消えて帰りは歩いて帰られた。

 

翌日、骨折・脱臼の同意を依頼しているクリニックにて、レントゲン検査をした結果、骨折は無く、脱臼が整復されてた後の趾節間関節の間隔が他の趾よりも開いているのが確認できた。

しかし、受傷の際の様子では、剣道の稽古中に自分の相手ではなく、右側で稽古をしていた男性に踏まれたとのことで、踏まれた時にご自分が反射的に動いて、脱臼されたのだと思われる。

患者さんが、骨折だと思いますと言われたのと、受傷原因から考えて骨折であろうと思ってしまったが、整復してみれば、骨折を整復した時の骨軋轢音は認めず、脱臼整復時に関節面で骨頭が滑るような感触があった。整復した時点で、骨折ではなく脱臼だと感じた。

3月初めの日曜にはマラソン大会で5キロに出場予定とのことで、テーピングをして強行出場されたいようなので、通院して早く治すように頑張りましょう。

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【急患応需】

2014年02月20日|脱臼

当院は急患の場合平日の早朝や診療終了後の時間外・土曜午後

祝日・日曜も受け付けております。

 

急なお怪我は致し方が無いので、遠慮なくお電話下さい。

受傷後出来るだけ早めの冷却・整復固定処置が大切です

 

留守電の場合は、実家の電話か私の携帯電話をお知らせしますので、

掛け直して頂ければ幸いです。

 

 

【過去の急患症例】

小児肘内障・顎関節脱臼・肩関節脱臼・肘関節脱臼・指関節脱臼

右足第5趾趾節間関節背側脱臼・左足第1趾趾節間関節背側脱臼

橈骨下端部骨折・足関節捻挫(距骨亜脱臼含む)・上腕骨頸部骨折

アキレス腱断裂・腓腹筋挫傷(肉離れ)・膝関節内側側副靱帯損傷

膝関節半月板損傷(ロッキング症状合併例)

急性腰痛(ぎっくり腰)・第5中手骨骨折・第5中足骨骨折等

 

 

 

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左足第1趾趾節間関節背側脱臼の患者さんが来院

2014年02月20日|脱臼

 1月20日午後3時前に、午前11時頃にバイクで転倒されて、左足母趾と

と左足関節負傷した患者さんが来院された。左足第1趾趾節間関節部

には、奇妙な横皺が出来ていて、末節骨が背側に転位していた。

脱臼に骨折を合併していることも考慮して、整復はせずに骨折・脱臼の

同意をお願しているクリニックに診察を依頼して、レントゲン検査を

して頂いたところ、左足第1趾趾節間関節背側脱臼であった。

脱臼してから4時間以上も経過しており、やや整復に時間を要したが、

綺麗に左足第1趾の脱臼は整復され、整復されるとかえって足関節の方

が腫れも強く、痛みも強いとのことであった。

充分にアイシングをしてから、二つのシーネと包帯で固定を施した。

 

固定を施した後は、荷重歩行も可能であったため、松葉杖はせずに

サンダルをお貸しして帰宅された。

 

翌日、ご自分で革靴に電気のコードをクロックスのバンドのように着け

られ来院されたのだが、どうも足首が外側に傾き痛がるので、靴底を

拝見すると踵の外側がかなり減っていて傾くのが解った。

靴の修理をしてくれるお店を紹介するとやって頂けなかったそうで、

またご自分で踵も綺麗に修理されて来院された。

手先の器用さと物を大事にされる心使いに感動しました。

私も見習わなくてはと思った出来事でした。

 

 

 

 

 

 

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第22回 日本柔道整復接骨医学会 学術大会が盛会のうちに終了

2013年11月24日|骨折

 11月23日(土)24日(日)東京有明医療大学に於いて、第22回 日本柔道整復接骨医学会 学術大会が開催された。

今回、初日の13時より「同時期に施療した肩関節脱臼骨折の2症例」と題し、口頭発表をさせて頂いた。

昼食後の12時半過ぎに会場へ入ると、前の方から私を見つけて近寄ってくる青年が挨拶をしてきた。誰だったかな?と考えて困っていると、私の恩師の横須賀で開業されている先生の息子さんであることを思い出した。恐らく5年ほど前に大船駅でばったり会って以来なので、その時は高校生であったから、背も可なり高くなっていたので急には思い出せず申し訳なかったように思う。

現在、彼は東京有明医療大学の柔道整復師科の4年生で、来年3月には国家試験を控えているが、卒業論文で忙しいとのことであった。今日は在学生の為、学会の手伝いでスタッフをしていた。卒論と国家試験を頑張るように伝えて発表者の控える席に座った。ところで、一緒にスタッフをしている隣に座っている女子はかなりの美人だが、彼女なのだろうか?と見ていると目が合ってしまった。

それはさて置き、自分は午後の最初の発表で、会場は空いているかと思っていたが、かなり混雑してきて教室が小さめだったので立ち見の人も出ていた。少しプレッシャーを感じつつ時間となった。壇上に立つとマイクの位置がとても低いため、マイクスタンドの金属部分を伸ばした。しかし、そう変わり映えしない高さのままマイクに口を近づけて、かなり猫背になった状態で話し始めた。終始声が出し辛く、老眼でパソコンの画面も見え辛く、発表が終わってからマイクを持って発表する方を見て、私もそうすれば良かったと、反省しきりだった。来年は必ずマイクを持って発表するようにしたいと肝に銘じた。何年か前にも同じ過ちをしていたのだが、やはり緊張していてそのことにも気付けなかった。とても残念であった。

さて、今回発表させて頂いた症例は、上腕骨近位端骨折に伴い肩関節の亜脱臼が伴った症例で、早期の運動療法を以前よりも患者さんの症状や体力に合わせて、大幅に増加して施療した結果、概ね日常生活に支障のない肩関節の可動域を獲得出来て治癒に至った経過を発表させて頂いた。発表時間は、規定時間の8分を少し過ぎてしまったが、会場からの質問は出なかったため、座長から一つ質問され、何なく答えて終了した。

昨年から今年にかけて通院され発表に使用させて頂いた肩関節脱臼骨折の2名の患者さんには、症例発表に際しまして快く了解下さいましたことを心より御礼申し上げます。

来年は、アキレス腱断裂の歩行療法についての発表を考えております。



 

 

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