2015年02月08日|捻挫
2月5日の木曜日の鎌倉は雪にならずに済んで良かったと思っておりましたが、一日中みぞれ交じりの雨模様で、気温は低くとても寒い一日でした。
そんな翌日の朝の通勤途中に自転車で転倒されたり、歩行中に足を滑らせて転倒された患者さんが相次いで来院されました。☞通勤災害(労災)
2月6日金曜日の朝の9時半ごろに30代の女性が来院され、朝の8時に自転車で職場に向かう途中、左にカーブをする際に、凍結道路に気付かずタイヤがスリップし転倒されて、両膝の打撲と、左肘の打撲、右肘関節の捻挫、左胸部打撲の5箇所を負傷されました。5箇所もの負傷でとても痛々しかったですが、転倒の際に回転して上手く力が分散されたため、それぞれの負傷箇所は軽傷で済んで不幸中の幸いだったと思われます。
2月6日金曜日の午後6時ごろにも30代の女性が来院され、朝の8時に徒歩でバス停に向かう途中に、凍結道路に気付かず足を滑らせて転倒された際に、右足の第5指を捻挫・打撲されました。ヒールの高いブーツでブーツの先端の外側に地面に擦った跡が有りました。負傷後に無理をして終日仕事をされてからの来院でしたので、右足の第5指は内出血が著明でとても痛々しかったです。
2月7日土曜日の午前11時半ごろに来院された40代の女性は、金曜日の朝8時の通勤途中にお子さんを自転車の後部座席に乗せて走行中、下り坂の右カーブで凍結道路に気付かずタイヤがスリップし、右側に転倒されて右膝の打撲による擦過傷と転倒の際に右膝を着いて踏ん張り腰部を捻挫され、頭が右に振られて、左の首の筋肉を傷められて、左回旋制限と疼痛が著明で右側屈痛も認めました。☞頸部捻挫
お子さんを守るために、転倒されてもハンドルを離さずに右膝で踏ん張り、ご自身は右膝と腰と首を痛めてしまいましたが、お子さんには全くお怪我が無かったようで、良かったです。
いずれの方も同日の朝8時ごろの負傷で、前日には天気予報に反して雪も積もらなかったので、道路の凍結は予想できなかったように思います。それでも木曜日は一日中雨だったので、アスファルトの雨が乾かず夜間に凍結したと思われます。
まだまだ2月中は最低気温が5℃以下の日も多く有り、雨や雪の翌朝は道路の凍結が予想されます。自転車に乗られる方は、濡れたアスファルトで日陰の場所には特に注意が必要です。自転車から降りて、ゆっくりと足元を確かめながら自転車を引いて歩きましょう。
歩行時は靴底が滑らないタイプの靴を履き、転倒しないように気を付けましょう。
いずれの方も重傷ではないので、一日も早く日常生活に支障のないように治しましょう。お大事に。
大船駅東口より徒歩1分
☎0467-45-6700
大船接骨院
朝の通勤途中に凍結道路で転倒された患者さんが3名来院の続きを読む
2014年10月06日|アキレス腱断裂
本日、台風の影響で午前の患者さんが来院出来ない状況の中、10月4日(土)にお子さんの幼稚園の運動会でリレーに出場されて、走行中に左カーブで右アキレス腱を断裂された30代の男性から9時過ぎに電話を頂いた。雨風が強く危ないので、取り敢えず雨風が落ち着いてから来て頂くようにお伝えして、11時過ぎにタクシーで来院された。
受傷当日は、すぐに総合病院の救急外来に行かれて、シーネで応急処置はして頂いていた。当院にはかなり以前に左右の足関節の捻挫等で通院されており、久しぶりの来院であった。
拝見すると、アキレス腱部の陥凹は1センチ程度で浅く、触診と超音波エコー上、不全断裂(部分断裂)が確認出来た。
患者さんを固定処置していると、通院中の女子中学生二人が入ってきた。1人は元々シンスプリントを治療中だったが、10月4日(土)のバレーボールの練習でアンダーでレシーブの際、右手の第2指をボールと床の間に挟むようにしてMP関節と、PIP関節の靱帯を損傷していた。☞右手第2指関節捻挫
暫くアイシングをして待ってもらい、右アキレス腱断裂の男性の固定処置を先にさせて頂いた。
固定処置を終えて歩行の練習をして頂き、歩けるようになったので、明後日の朝に来院して頂く約束をして、治療を終えた。
ちなみに、当院でのアキレス腱断裂の保存療法は初めから松葉杖を使用せずに、足を着いて歩いて頂きながら行います。 ☞歩行療法
その後、女子中学生の固定処置を勤務柔道整復師の杉本に指示して、治療を終えると午後1時半近くになっていた。女子中学生は「お腹が空いた」と連呼していたので、待たせてしまって大変申し訳なかったと思っております。
尚、現在アキレス腱断裂の患者さんが多数来院されており、固定期間中の患者さんが3名居るため、新患の方の対応が困難な状況です。
通院中の患者さんの固定状況に応じて、ご相談の上、徐々に対応が可能になるかもしれません。大変ご迷惑をお掛けしますがご理解の程、宜しくお願い致します。
また、他医での固定期間を終えて、リハビリを御希望の患者さんは対応が可能です。何れにしても、メールか電話でご相談下さい。
☎ 0467-45-6700
大船接骨院 院長 佐藤和義
台風の日の午前に右アキレス腱部分断裂の患者さんが来院の続きを読む
2014年08月16日|捻挫
今日は接骨院のリフォーム工事の最終日で、朝の8時から業者の方が来られた。玄関を開けて作業を始めて頂いて、9時半過ぎに接骨院の電話が鳴り、以前も来院された事のある男性が、サーフィンで右足の第3趾を捻挫して来院されることになった。工事の状況を伝えて、11時に来院頂くようにお願いした。そして間もなくまた接骨院の電話が鳴り、12日に5才の娘さんが旅行先で左足首を捻挫して痛みは引いたようなのだが、まだ腫れているので診て欲しいとのこと。10分で来られるとのことで、すぐに来て頂くことにした。
5才の女の子は階段を歩くのは普通であった。お母さんの話では空気で膨らませたトランポリンと滑り台の遊具の中で左足を捻り、受傷当日と翌日は痛がり跛行があったが、その後は跛行はなく痛がってはいない様子。両足首を拝見すると4日前の受傷にしては左足関節の外側部の腓骨周辺が健側に比べかなり腫れていた。前距腓靱帯、脛腓靱帯、踵腓靱帯には圧痛があり、足関節の底・背屈痛も認めた。底・背屈の制限は無かったが距骨の前方亜脱臼は認めたので整復し、アイシング後にテーピング固定を施した。月曜のクラシックバレエはお休みしましょう。お大事に。
そして、10時30分に30分早く来院して頂くようにご連絡して、サーフィンで右足の第3趾を捻挫した男性が来院された。昨日、ウインドサーフィンでストラップに引っかけたようで、第一関節にはかなり内出血があり荷重歩行で趾先を反ると痛むとのこと。
明日は大学生の息子さんにサーフィンを指導したいとのこと。アイシング後にテーピング固定を施して、本来ならばやらないほうが良いのですが、そこまで重症ではないので、あくまでも指導であまりご自身はサーフィンはされないとのことでしたので許可した。テーピングを小分けにしてお渡しし、アイシングをして頂くようにお願いした。
親子でサーフィンというのは湘南地区ならではの楽しみですね。私はサーフィンはしないのですが、カッコイイと思いますね。
実は昨日も突然、急性腰痛(ぎっくり腰)の男性患者さんに来院頂きました。バイクを起こす時に痛めたそうで立っているのも辛いご様子でした。しかしベットも医療機械も使用できない状況でしたので、患者さんにはせっかく来院頂いたのに申し訳なかったのですが、近隣の整骨院に電話で連絡をして治療をお願いしました。患者さんにはお辛いのに別の整骨院まで歩いて行って頂き本当にすみませんでした。整骨院の先生には、お忙しいところ治療をお受け下さり有難うございました。心より感謝申し上げます。
約1週間の慌ただしいリフォーム工事も夜の6時頃には終わり、 照明器具はLEDに交換し、壁のクロスの張り替えとジュウタンとカーテンの交換により治療室がとても明るくなった。明日は大掃除をしなくてはならないが、18日の月曜日から患者さんを綺麗になった治療室にお迎え出来る事をとても嬉しく思っています。
接骨院のリフォーム工事の終了の日に急患の患者さんが2名来院。の続きを読む
2014年08月14日|骨折
8月11日(月)から16日(土)の期間は当院の照明等のリフォーム工事に伴い
長期の夏期休診を頂いている。
工事は順調で15日(土)には概ね終わりそうではあるが、月曜日から毎日
1人は急患の患者さんの電話があり来院されている。
しかし、接骨院は工事中で使用が出来ないため、2階にあるコピー室で
用意しておいたテーピングなどで固定処置をさせて頂いている。
11日はゴルフの練習をし過ぎて60才代の男性が、右アキレス腱炎で来院。
また、フットサルをしている小学3年生の女の子が踵骨骨端炎で来院。
12日はブラスバンド部の女子中学生が左手関節捻挫で来院。
13日は50代の女性が介護の仕事でクライアントをベットから車椅子に
移乗させる際に腰を捻って左下腿部に神経痛症状を訴え来院。
そして今日の14日午後2時過ぎに、以前腰痛で通院歴のある70才代
の女性が雨に濡れた歩道橋の上で足を滑らせ転倒し、右橈骨遠位端部
の骨折をされて、すぐにご主人から電話を頂いた。
明らかに奥さまの右手首は変形していて相当に痛がっておられるご様子。
ご主人もかなり焦っておられるのがわかった。
接骨院が工事中で治療はして差し上げたいが、固定材料も取り出せない
状況なので、近隣の病院の地域連携室に連絡をとりご紹介しようとした
ところ、現在70人待ちとのこと。
患者さんが待合室で固定もせずに何時間も待たされては、痛みに耐えられ
ないと思い、また雨の影響でタクシー会社と電話が繋がらないそうなので、
妻と応急処置の材料を持って自家用車で迎えに行き病院へ送ることにした。
患者さんは大船駅西口側のマンションにお住まいで場所がわかったため、
10分も掛からずに到着した。
患者さんに後部座席に乗って頂き、患部を見ると右橈骨遠位端部骨折
(コーレス骨折)の短縮騎乗変形に伴い尺骨の脱臼も著明であった。
車を路地の左側に停めて、シーネを前腕から肘関節に合わせて成形し、
肘関節と手関節を包帯固定し、骨折部がアイシング出来るように有窓式固定
にした。
自宅からアイスパックを持って来てタオルで包み患部に当ててアイシングを
しながら妻の運転で病院へと向かった。
間もなく病院に到着し、手術の可能性が高い旨をご説明し、待合室で待って
頂くようにお願いして病院を後にした。
帰宅後の午後7時過ぎに先程のご主人から電話を頂いた。
検査等でかなり待たされてしまったようで、今帰られたとのこと。
(約4時間以上が過ぎていた)
担当医師には手術を勧められ、手術が混んでいるため来週の20日に入院し、
翌日の21日が手術で、入院は約1週間の予定とのこと。
手術に抵抗感を持たれていたので、暑い夏のこの時期に長期間の外固定
ではあせもやカブレも大変なので外固定の期間も短い手術をされた方が
宜しいのではないかとご説明した。
また、退院後は当院でのリハビリを希望して下さったので、月末には超音波
バスでの機能訓練等が可能ですので来院頂ければと思います。
くれぐれもお大事になさって下さい。
大船接骨院 佐藤和義
接骨院内の工事に伴う夏期休診中に急患の患者さんが毎日来院の続きを読む
2013年12月30日|骨折
先日、1ヵ月前に自転車で走行中、車に接触されて転倒し左足の
第3趾の基節骨骨折と左足関節捻挫、右大腿部打撲の怪我を
負った大学院生が来院した。
1ヵ月前の受傷にしては、とても痛々しい歩き方でかなりの跛行を
呈していた。受傷からの経緯を聞くと、救急病院を時間外に受診
されて、レントゲン上はどこにも異常はなく、帰されてしまった
とのこと。翌日に痛みも強かった為、同病院に再診を依頼すると
整形外科の医師から、左足の第3趾の骨折と診断され、松葉杖を
出されたそうだ。その後も定期的に同病院の診察を受けるも、
荷重歩行時の疼痛が引かないため、当院に来院された。
左足関節は内側・外側共にかなりの腫れが残存しており底・背屈
に制限を認め、全荷重が困難で足関節捻挫に伴う距骨亜脱臼が
示唆された為、整復を試みた。整復後は背屈制限をわずかに残存
するも荷重歩行痛はかなり軽減した。
左足第3趾の基節骨部には、第2趾を副子代わりに紙テープが
2本巻かれていた。骨折に対して紙テープ2本のみでは、足が
まともに着けないのも無理はないと思った。
右大腿外側広筋部は圧痛と打撲による筋挫傷部の硬結が触知され、
膝の屈伸や階段昇降時の疼痛がかなり残存していた。これも跛行
の原因となっていたようだ。
治療としては、超音波バスでの温熱療法と機能訓練指導、手技療法、
包帯及びシーネ固定、テーピング固定処置を施行した。
帰りには荷重歩行も殆んど無くなり安心して帰られた。
治療期間は約2~3ヶ月はかかると思われます。お大事に。
大船駅東口徒歩1分
急患応需
大船接骨院
☎0467-45-6700
2013年01月07日|捻挫
新年明けましておめでとうございます。
昨年末は29日が土曜日だった為に、通年よりも年末の診療が1日短くなり、1月3日まで5連休となりました。通院中の患者さんには長い休診でご迷惑をお掛けしてすみませんでした。
ところで、年末と言えば、クリスマス、買い物、大掃除、年賀状書き等で患者さんは忙しくなり通院間隔を空けられて、接骨院は暇になるのですが、年末になると大掃除や買い物などで怪我をされた患者さんが気の毒ではありますが必ず来院されます。
今回の年末年始は休みも長いので、急患の患者さんが来られる予感はしていたのですが、やはり4人の急患の患者さんが来院されました。
1人目の患者さんは、仕事納めの29日(土)午後3時頃に来院。30代の女性の方で、数日前に道で小走りした際、右膝の内側を捻り、痛みがそれ程強く無かったため様子を見ていたところ、仕事で立ち仕事をしているうちに、段々と痛みが増してきて足を引きずるようになってしまい、仕事を早退して来院されました。
(傷病名)左膝関節捻挫☞内側側副靱帯軽度損傷
アイシング等の治療後は、お仕事が殆んど立ち仕事という事なので、入浴後のアイシングや靴について色々とアドバイスさせて頂いて早速、治療の帰りに靴屋さんで靴を購入されました。年明けの7日に来院された際は、正月中も仕事に出られたようで痛みも引き良くなられていたので、とても安心されていました。
2人目の患者さんは、29日(土)21時30分ごろ来院。通院されているお嫁さんから連絡を頂き、義母の膝を診て欲しいと連絡が有り、患者さんご夫婦と息子さんご夫婦で来院されました。
義母さまが膝を痛められたのは2日前、大掃除中に高い棚の上の物を台に乗って取り、床に降りた際に右膝を少し捻ったような感覚があり、痛みは無いので、そのまま大掃除を続けて、翌日も1日大掃除をして過ごされました。
次の日の朝に右下肢に体重を掛けると右膝に痛みが出るようになり、少しびっこを引くようになったが、やりかけた大掃除を続けて、夕方ご家族と外食に出掛けて食事をされているうちに右膝がジンジンしてきて、まともに歩けなくなってしまい来院されました。来院時は、右膝全体に腫脹が強く右膝の屈曲は90度が限界で、伸展も不十分でした。
(傷病名)左膝関節捻挫☞内側半月板と内側側副靱帯軽度損傷
長めのアイシング後、しっかりと固定処置を施して翌30(日)の朝も来院頂き、お休み中のアイシングと安静、固定の交換をご主人にして頂くようお願いしました。
1月4日(金)に来院された際には、腫脹も疼痛もかなり消退していて右膝の関節可動域も正常に近いところまで回復していました。1人目の方と同様に、受傷時の損傷は軽度でも動いているうちに、徐々に炎症症状が増していってしまった症例でした。
3人目の患者さんは、大みそかの31日(月)の朝8時過ぎに、昨日、眠れないほど左肩が痛くなり、これから診て欲しいと男性の方から電話がありました。もうすぐ出掛けるところだったので、すぐに来院して頂きました。
患者さんは、70代の男性でレストランを営まれており、受傷の原因は、前日にレストランの片づけ作業で年末の大掃除をしていて、左肩を少し捻ったが、痛みはその後感じなかったので片づけ作業が終わるまで続けられました。夜、入浴後に寝ようとしたら、左肩の痛みで朝までほぼ一睡も出来なかったそうです。
患部を拝見すると、左肩の前方にゴルフボール程の腫脹と熱感があり左肩の挙上と外旋は困難でありました。
(傷病名)左肩関節捻挫☞左肩関節包炎と上腕二頭筋腱炎の症状
1月の仕事始めは4日(金)からとの事だったので、何とかお休み中に炎症が取れ、就労が可能になって頂きたいと思いました。
お話を聞くとお独り暮らしということでしたので、包帯でがっちりと固定をしてしまっては、お正月に入浴も出来なくなってしまいます。なので、アイシング後にテーピングとバンド固定をして、お休み中はご自身で、テーピングの上から6時間置きにアイシングをして頂くようお願いしました。また、腫脹と疼痛の軽減に合わせて、アイシングの間隔を空けて頂き、左肩の炎症が起きている所まで深く入らなければ、元旦の夜から入浴も構わないと伝えました。
1月4日(金)朝に来院された時には、患部の腫脹もほぼ消退していて今日のランチ営業が出来ると喜ばれていました。
4人目の患者さんは、3日(木)午前9時来院。
2日夜の帰宅時に接骨院の留守番電話の着信履歴を見ると、朝9時から4回も同じ電話番号の着信履歴がありました。パソコンのデータで検索をしてみると、80代の女性の患者さんで、折り返し電話をしてみました。
その方は書道家の先生で、大変耳が遠くていらっしゃるのですが、電話ですと話がし易く、安心です。色々と原因をお聞きいてみると年末の大掃除で31日に換気扇の掃除を背伸びをしてやり、その日の午後には買い物に出掛けて重たい野菜を持ち運ばれたそうです。
元旦には3度の食事の支度をされて、夕方には右膝が痛みだしたそうです。翌朝起きてみると、足を引きずらないと歩けず、当院に電話をされたそうです。留守電の録音から私の携帯電話をメモされて携帯に掛け直して下さったのですが、私の携帯電話を一か所だけ間違われてメモされており、繋がらなかったようです。
前置きが長くなりましたが、幸い患者さんは痛みだしてからはご自分で右膝を冷やしていて、夜も眠れているようでしたので明日の3日(木)朝9時に来院して頂く約束をしました。
翌朝9時少し前に治療室に降りて行くと患者さんはすでに入り口前に待っていました。すぐに入って頂き、電話でお聞きした原因を確認して、右膝を拝見しました。腫脹は中等度でしたが、膝の屈曲は90度が限界。伸展もかなり制限がありました。歩くのはかなりお辛そうでした。
患者さんは以前、右膝が半月板ロッキング症状を起こした既往もあり、当然、年齢的には軟骨組織の減少や変性を来たしております。
(傷病名)右膝関節捻挫☞変形性膝関節症あり
そんな右膝の状態で年末年始に集中して多くの負荷を掛けてしまい、右膝も悲鳴を上げてしまったようです。アイシング後、固定処置をしていると、お話では1月7日には書き初めがあり、その準備も有るそうでお忙しいとの事でした。
翌日の4日に来院された時には、腫脹も荷重歩行痛も軽減しており何とか書き初めまでには症状が落ち着きそうでひと安心しました。
以上、年末年始の急患の患者さんの4症例でしたが、何れも受傷後に患部に対して継続して負荷を掛けられた為、炎症症状が増してしまった方ばかりでした。怪我をされて、少しでも違和感や痛みを覚えたら我慢をせずに安静が必要です。
また、腫脹や炎症を抑える為に冷却と適切な固定が重要です。
早めの処置で痛みが早く引き、治療期間が短縮出来ます。
急なお怪我は遠慮せずにお電話下さい。
2012年04月19日|捻挫
4月になり新3年生は引退試合が近づき、怪我をしてしまった場合に練習を休まずに、多少無理をしてでもテーピング固定をして練習に早く参加したいものである。
現在、新3年生に限らず、陸上部、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部等の中学生と高校生の足関節捻挫、指関節捻挫、シンスプリント、外脛骨炎等に練習前、試合前のテーピングをしている。
練習後に当院の治療時間内に来院できない場合は、登校前の早朝にテーピング固定をしている。また、日曜日の試合の前には、土曜の午後か、日曜の早朝にテーピング固定をしています。
ちなみに、受傷後すぐの急性期は安静固定をお願いしています。
急性期を過ぎてから、徐々に練習量を加減してテーピング固定で練習に参加してもらい、治療もしながら徐々に練習量を増やしていきます。万が一、試合の前日に受傷してしまい、翌日の試合に出たい場合は、症状によっては、特殊な固定を施しプレーが可能です。
⇒要相談
2012年03月24日|膝関節捻挫
3月24日(土)は中学時代の同級生と中学一年の時に交通事故で亡くなった友人のお墓参りに行き、同窓会を自宅近くの居酒屋「海福」で行っていた。担任の先生にも来て頂いて、ビールで乾杯をして少しすると、妻からメールで「急患なので、お酒は飲まずに待機するように」とのこと。
電話をすると患者さんは、お母さんの運転で小田原から車で帰るところで西湘バイパスをのったところらしく、約1時間ぐらいかかるらしい。少しだけビールを飲んでしまったがソフトドリンクのゆずスカッシュを飲んで患者さんが来るのを待った。
1時間も待たないうちに、妻から患者さんが着いたとのメールが届き、小走りで治療室に向かった。患者さんは、バレーボール部のセッターをしている高校生で、膝と足首の甲のショパール関節をバレーボールで痛めていた。控えのセッターが居ないため練習は休めないらしい。症状はそこまで重症ではなかったので、サポーターやテーピングで練習をすることは可能と伝えアイシングをして、固定処置を施して治療を終えた。
治療を終え、足早に同窓会をしている居酒屋「海福」に戻った。戻ってみると、私が20分程抜けていた事など忘れていたかのように皆お酒もまわり盛り上がっていた。昔話に花が咲き、美味しい料理に満足して、お酒もすすみかなり飲んでしまいました。接客も良く、料理はかなりのボリュームで料金もリーズナブルです。
寿司居酒屋「海福」おすすめ
二次会、三次会とはしごしましたが、三次会はお茶で酔いを醒ましてカラオケ中村雅俊の昔の歌を熱唱し、楽しいひと時を過ごしました。
急患の患者さんのお母様にはとても申し訳なさそうに言われましたが、急なお怪我は致し方のないことなので、遠慮せずにご連絡ください。
2012年02月03日|捻挫
昨年の夏から年末にかけて交通事故の患者さんが多く来院されていたが、今年に入ってからは、労災の患者さんが多く来院されている。
労災には、仕事中の怪我による労働災害と
通勤途中の怪我による通勤災害がある。
現在、通院中の患者さんは仕事帰りに歩行中転倒されて膝部打撲をされた方。
大船駅の連絡通路を急いで走っていて足がもつれて転倒され指関節捻挫頸部捻挫をされた方。
朝仕事に出掛ける際、自転車で転倒されて左手関節捻挫をされた方。
⇒何れも通勤災害になります。
また、仕事中に階段で右足関節捻挫をされた方。
1月末で治癒されたが、仕事中に腰部捻挫をされた方。
⇒何れも、労働災害になります。
上記のようなお怪我は接骨院で労災扱いの治療が可能です。
お怪我をされたことが、自分の不注意であっても、労災は決して恥ずかしいことでは有りません。国は事業主に対し、一人でも従業員を雇用した場合には労災保険に入ることを義務づけています。
病院で労災保険で治療をしていて、時間の都合などを理由に接骨院に転院することも可能です。また、交通事故の場合も病院からの転院が可能です。
何かご不明なことが有れば電話でお尋ねください。
2011年12月19日|捻挫
12月18日(日)午前11時半、車で実家に向かっていると、携帯が鳴り母から「肩の脱臼の急患よ」と連絡が入った。
車をUターンさせて、15分程で接骨院に戻ると、まだ、患者さんは到着していなかったので、パソコンで患者さんの傷病履歴を検索した。すると、今年の2月1日に左肩関節脱臼で来院した60代の女性であった。5分程待つとその女性は車で御主人と到着し、かなり辛そうに左腕をかかえ、痛みが強い様子であった。
脱臼した原因をお聞きしたところ、襖を左手で開けようとして左肩を脱臼したとのこと。前回はヨガをしていてだった。研修生と二人で座位にて深呼吸に合わせて整復を試みると2回目の深呼吸で整復音と共にすんなりと整復された。
固定処置し、色々と話をお聞きすると、30代に初めて左肩を脱臼し、その頃に3回以上左肩を脱臼して、暫くは脱臼しなかったが、今年の2月1日に脱臼して、1年以内の今日脱臼したとのこと。今回はかなり痛みも強く、もう二度と脱臼はしたくないと仰るので、整形外科での手術療法についての説明をした。
治療が終わり、接骨院を出ようとすると接骨院の電話が鳴った。また急患の電話で、ミニバスで小学5年生の男の子が小指を突き指したとのこと。かなり痛みが有り腫れている様子。私は午後1時に外せない約束が有ったので、小学生の治療は研修生にお願いして、接骨院を後にした。
今日12月19日午後、急患のお二人が来院された。痛みも軽減されていて、とても喜んでおられた。
先週の日曜も私が法事に出掛けているところに急患の連絡があったが、法事が終わるまでの2、3時間は痛みでお待ちになれなかったご様子で、救急病院に行かれたと、後から連絡があった。すみませんでした。
急患は、私が出掛けていても接骨院に戻れる場合、旅行中は無理ですが、休日やお時間に関係なく拝見致しております。
急なお怪我は、致し方のないこと。遠慮なくお電話下さい。